Sペン対応の新型フラグシップ「Galaxy S23 Ultra」登場 約2億画素カメラ搭載+8K動画撮影対応カスタマイズ版「Snapdragon 8 Gen 2」搭載

» 2023年02月02日 03時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Samsung Electonics(サムスン電子)は2月1日(米国東部時間)、新型スマートフォン「Galaxy S23 Ultra」を発表した。日本での展開は未定だ。

Galaxy S23 Ultra Galaxy S23 Ultra

Galaxy S23 Ultraの概要

 Galaxy S23 Ultraは、同社のフラグシップスマホ「Galaxy Sシリーズ」の最新モデルかつ最上位モデルとなる。Samsungのスマートフォンとしては初めて約2億画素のカメラセンサーを搭載しており、より精緻な望遠写真やクアッドピクセル撮影(※1)にも対応した。

(※1)クアッドピクセル:4つの画素をまとめて1つの画素としてみなすことで暗所撮影時の品質を高める技術(このモデルの場合は約5000万画素相当にして撮影)

 SoC(System-on-a-Chip)は、Qualcomm製の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載している。従来のGalaxy Sシリーズでは一部の国/地域向けに自社製SoC(Exynosシリーズ)を搭載する構成も用意していたが、Galaxy S23シリーズでは、全世界でSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyに統一されている。

 その名の通り、このSoCは「Snapdragon 8 Gen 2」のSamsung向けモデルで、CPUコア/GPUコア/NPU(ニューラルプロセッサ)コアの最大クロックが通常モデルよりも高くなっている。Snapdragon 8 Gen 2を搭載するGalaxy S22シリーズと比べると、CPUコアは最大34%、GPUコアは最大41%、NPUコアは最大49%のパフォーマンス向上を果たしたという。

 メインメモリと内蔵ストレージの容量は、モデルによって以下のいずれかとなる。microSDメモリーカードには対応しない

  • 8GBメモリ+256GBストレージ
  • 12GBメモリ+512GBストレージ
  • 12GBメモリ+1TBストレージ
CPU 従来モデルとは異なり、全モデルのSoCがQualcomm製に統一されている。しかも、通常よりもCPUコアの動作クロックが高いSamsung(Galaxy S23シリーズ)向けカスタマイズモデルを採用している

 ディスプレイは約6.8形のDynamic AMOLED 2X(有機EL)で、付属の「Sペン」による入力にも対応する。解像度は1440×3088ピクセルで、リフレッシュレートは1〜120Hzの範囲内で可変制御される。有機ELディスプレイの弱点の1つである「屋外での視認性」を改善するために、3段階のビジョンブースター(自動輝度調整機能)も備えている。

 先代モデル(Galaxy S22 Ultra)と同様に、Sペンは本体に収納可能だ。

ディスプレイ Galaxy S22 Ultraに引き続き、Sペンは本体に収納できる。Bluetooth通信に対応することや、収納時に充電されることも同様だ。なお、あまり強く言及されていないが、エッジ(左右端)のデザインも少し変更されており、ペン入力の妨げになりうるカーブ(湾曲)部分が削減されている

 アウトカメラはクアッド(四眼)構成で、センサーやレンズの仕様は以下の通りとなる。

  • 超広角カメラ:約1200万画素/F2.2/デュアルピクセル対応/画角120度
  • 広角カメラ(メイン)約2億画素/F1.7/クアッドピクセル対応/光学式手ブレ補正対応/画角85度
  • 望遠カメラ(10倍):約1000万画素/F4.9/デュアルピクセル対応/光学式手ブレ補正対応/画角11度
  • 望遠カメラ(3倍):約1000万画素/F2.4/デュアルピクセル対応/画角36度

 メインの広角カメラの光学式手ブレ補正は、レンズの移動範囲が±1.5度から±3度まで広がったため、従来モデルよりも補正強度が高まっている。画素数の向上により、静止画(写真)と動画共に夜景撮影の画質が向上すると共に、ディティールも改善したという。動画は最大で「8K(7680×4320ピクセル)/30fps」で撮影可能だ。

 インカメラはシングル(単眼)構成で、約1000万画素センサー(F2.2/デュアルピクセル対応/AF対応/画角80度)を搭載している。

夜景撮影 広角カメラのセンサー画素数増加と、スーパークアッドピクセル(進化したクアッドピクセル)技術の適用によって夜間撮影時の画質も改善している

 バッテリー容量は約5000mAh(定格値)で、Qi(チー)規格のワイヤレス充電とUSB PD(Power Delivery)規格の急速充電に対応している。ボディーサイズは約78.1(幅)×163.4(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は約233g(Sub-6モデル)または約234g(ミリ波対応モデル)となる。

 ボディーカラーはPhantom Black(ファントムブラック)、Cream(クリーム)、Green(グリーン)、Lavender(ラベンダー)の4種類を用意している。ただし、実際に発売されるカラーはモデルや投入先の国/地域/キャリアによって異なる(これら4色以外が用意される可能性もある)。

環境配慮 Galaxy S23 Ultraは環境配慮製品でもある

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月16日 更新
  1. 「Nothing Phone (4a)/(4a) Pro」日本上陸 LEDで個性が光る5万円台からのスマホ、FeliCaにも対応 (2026年04月15日)
  2. なぜ店員によって勧めるルーターが変わる? 自宅回線から逆算する、新生活に役立つWi-Fiルーター選びの超基本 (2026年04月16日)
  3. 値上げのソフトバンクが仕掛ける「PayPayカード ゴールド」シフト、新プラン移行の障壁になる懸念も (2026年04月14日)
  4. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  5. 「OPPO Find N6」は31万円超だが「中国以外では最安」 “におわせ投稿”もおサイフケータイはなぜ非対応? (2026年04月15日)
  6. 3COINSの4180円「デバイスバンドPlusAL」を試す スマートウォッチの“最初の一歩”に最適な理由 (2026年04月16日)
  7. 世界最薄折りたたみを更新! 限界を目指すHONORの挑戦をSamsungと比較 (2026年04月15日)
  8. OPPO Find N6が「折り目ほぼゼロ」を実現できた理由 “品質に厳しい”日本に投じる自信 (2026年04月14日)
  9. Google Geminiが「あなた個人に適した回答」を “パーソナル インテリジェンス”日本で提供 (2026年04月15日)
  10. 約1万円のソニー製ワイヤレスイヤフォン「WF-C700N5」 ノイキャン対応の小型モデル (2026年04月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年