楽天グループが2月14日に開催した2022年度通期と第4四半期の決算会見で、2023年1月時点で、楽天モバイル(MNO)の課金ユーザーが451万8000に達したことが分かった。これは、前年同期比で294%増だという。
ただし数字はあくまで課金したユーザー。1年前に提供していた「Rakuten UN-LIMIT VI」では、1GBまでは0円だったので、1GB未満の無課金ユーザーは比較対象に含まれていない。2022年1月時点では約154万7000ユーザーが課金していたことになり、2021年12月のMNO契約数450万に照らし合わせると、課金ユーザーの比率は34%程度ということになる。
楽天モバイル(MNO)の2022年12月末時点の契約数は、2022年9月末の455万から6万減の449万になった。0円廃止発表後の6月末477万から9月末455万の22万減よりは減少幅は抑えられている。
4Gのエリア展開はほぼ完了したとし、2022年12月時点で5万2003局の基地局が開設。これは、2023年に6万局以上としている目標の基地局数まで残り約15%だという。人口カバー率は2022年12月で98%に達し、2023年に99%以上を目指す。
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