「iPhone SE(第4世代)」の登場は2024年以降か ついにホームボタンがなくなりLightning廃止?

» 2023年03月24日 19時34分 公開
[山本竜也ITmedia]

 世界的には小型端末の売れ行きは芳しくないとのことで、2022年のiPhone 14シリーズではiPhone 12/13にあったminiがラインアップから外れてしまいました。しかし日本国内では少々事情が異なります。

 BCNランキングによると、2022年に日本国内で最も売れたスマートフォンはiPhone SE(第3世代)でした。また、iPhone 13 miniも5位となっており、国内での小型端末・廉価端末の需要の高さが伺えます。

 そうなってくると気になるのが、次期iPhone SE(第4世代)がいつ登場するのかということ。これに関して、いくつかの情報が出てきているので、その辺りをまとめてみました。

iPhone SE(第4世代) iPhone 14シリーズではminiが廃止され、新たな小型iPhoneはしばらく登場していない

 iPhone SEは毎年リリースされているわけではなく、第1世代は2016年3月、第2世代が2020年4月、第3世代は2022年3月の発売となっています。このため、iPhone SE(第4世代)に関しても、2024年の発売と予想されていました。

 しかし、Apple関連の情報に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏は、2024年のiPhone SE(第4世代)の量産計画が延期もしくはキャンセルされる可能性が高いとツイート。その後、Appleからサプライチェーンに対し、生産を延期するのではなく、中止するという指示があったとの情報を公開していました

 キャンセルの理由については、先のツイートの中で、iPhone SE(第3世代)やPhone 13 mini、iPhone 14 Plusなど、ローエンドやミドルレンジモデルの需要が低いためとしています。iPhone 14 Plusの需要が低迷していたのは日本でも当てはまりますが、他の2つに関しては冒頭で述べた通り、日本国内では事情が異なっています。

 このため、iPhone SE(第4世代)のキャンセルは非常に残念と感じていたわけですが、2月末になり、同じくMing-Chi Kuo氏がiPhone SE(第4世代)の開発が再開されたとツイートしました。

 再開の事情については不明ですが、Ming-Chi Kuo氏はこのツイートの中で、iPhone SE(第4世代)の仕様についてもいくつか触れています。

 まず、最も気になる外観やサイズに関しては、iPhone SE(第4世代)は6.1型の有機ELディスプレイを搭載するとのこと。以前には、iPhone XRをベースにするとのうわさもありました。このため、現行モデルではiPhone SEにのみ残っているTouch IDは、いよいよ非搭載となりそうです。

iPhone SE(第3世代) iPhone SE(第3世代)でも搭載されていたホームボタンがついに廃止される?

 また、Apple独自の5Gモデムを搭載するとも伝えています。このモデムチップについては以前からうわさが出ており、Qualcomm製ほどの性能が出せるか未知数のため、まずは廉価版のiPhone SE(第4世代)に搭載し、その結果次第で2024年発売予定のiPhone 16に採用するかを検討するといわれていました。

 これに関しては、iPhone 16での新モデムの採用はまだ決定しておらず、iPhone SE(第4世代)がテストケースになることは変わらないようです。なお、独自モデムは4nmプロセスで製造され、5G通信のうちミリ波には非対応で、Sub-6のみをサポートするとのことです。

 現状判明しているのはこの程度なのですが、2023年に発売されるであろうiPhone 15では、EUでの規制の関係からLightingではなくUSB Type-Cを採用するとうわさされています。そうなると、2024年発売のiPhone SE(第4世代)もUSB Type-Cになるのでしょう。ただ、Appleは通常のUSB Type-Cではなく、Lightningと同様に認定チップを搭載したUSB Type-Cケーブルを使わないと利用できないようにするとのうわさもあります。

 また、端子形状はUSB Type-Cにはなるものの、Lightningと同様にUSB 2.0の速度に制限されているとも伝えられています。結局のところ、端子形状が変わるだけで実質はLightningのままということになるのかもしれません。

 ともあれ、iPhone SE(第4世代)が登場するのは早くても2024年の様子。2023年の後半にはもう少し具体的な情報が出てくるはずなので、それを期待して待ちたいところです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月30日 更新
  1. 陸マイラーの筆者が「ANAモバイル」を契約 20%マイル付与だけじゃない、“メイン回線昇格”の理由 (2026年05月27日)
  2. 「Rakuten Linkで着信拒否できない件」を楽天モバイルはどう考えているのか 置き去りにされた基本機能の行方 (2026年05月29日)
  3. Switch 2の「箱の中にHDMIケーブルが入っていなかった」との問い合わせ、任天堂に寄せられる (2026年05月29日)
  4. スマホのバッテリー切れでも「モバイルSuica」は使える? “予備電力機能”がSNSで話題に (2026年05月29日)
  5. 「Xiaomi 17T」シリーズの価格は「非常に頑張った」 海外より激安 価格変動を抑えられた理由 (2026年05月29日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. 「Xiaomi 17T」シリーズ6月4日発売 17Tも光学5倍カメラ、17T Proは7000mAhバッテリーやFeliCa搭載で11万9800円から (2026年05月28日)
  8. 極薄ベゼルの「Xiaomi Watch S5 46mm」、ノイキャン進化の「Xiaomi Buds 6」登場 約2.5万円〜/約1.6万円 (2026年05月28日)
  9. ケータイ感覚で使えるスマホ「MIVEケースマ」がau Flex Styleに登場 3万4800円で販売中 (2026年05月29日)
  10. 厚さ約14mmの薄型急速充電器「CIO NovaPort SLIM DUO 65W 2C」が27%オフの4380円に (2026年05月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年