「AQUOS R8 pro」と「AQUOS R8」どちらを選ぶ? スペックを比較しながら考える

» 2023年05月09日 17時33分 公開
[田中聡ITmedia]
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 シャープが2023年夏商戦向けに、「AQUOS R8 pro」と「AQUOS R8」という2つのハイエンドモデルを投入する。いずれも7月以降にキャリア各社から発売を予定しているが、どちらを選ぶのがいいのか。スペックを比較しながら見ていきたい。

AQUOS R8 pro 2023年夏、2つのAQUOS Rシリーズが登場する

 全体的な違いとして、製品名に「pro」とある通り、AQUOS R8 proの方がスペックは高い。「AQUOS R6」や「AQUOS R7」の系譜を受け継ぐ最新モデルがAQUOS R8 proという位置付けだ。一方、AQUOS R8はAQUOS R8 proからカメラのセンサーサイズやメモリ、バッテリー容量などを抑え、本体はやや小型にして、より気軽に使ってもらうことを目指したモデルだ。

AQUOS R8 pro AQUOS R8 pro
AQUOS R8 pro AQUOS R8

 本体サイズは2機種とも「測定中」だが、ディスプレイサイズはAQUOS R8 proの約6.6型に対してAQUOS R8は約6.4型なので、AQUOS R8の方がサイズは小さい。重量についても、AQUOS R7よりも52%軽い背面パネルを採用することで、6.4型スマホとしては軽い部類の170g台を実現している。

AQUOS R8 pro AQUOS R8は、6.4型スマホとしては軽量の170g台を実現

 プロセッサはどちらもQualcommのハイエンド製品「Snapdragon 8 Gen2」を採用。メインメモリは、12GBのAQUOS R8 proの方が8GBのAQUOS R8の8GBよりも余裕がある。内蔵ストレージは256GBで共通しており、どちらもmicroSDスロットを備える。

 ディスプレイはどちらもPro IGZO OLEDを採用し、コンテンツに応じて1〜240Hzのリフレッシュレートに対応する。AQUOS R7比でブルーライトを50%抑えた仕様も共通している。一方、コントラストと最大輝度はAQUOS R8 proの方が高い。コントラストはAQUOS R8が1300万:1でAQUOS R8 proは2000万:1、最大輝度はAQUOS R8が1300ニトでAQUOS R8 proは2000ニト。視認性はAQUOS R8 proに軍配が上がるといえる。

AQUOS R8 pro AQUOS R8 proの方が高コントラスト、高輝度のディスプレイを備えている

 カメラはどちらもライカ監修のものを備えているが、センサーサイズとレンズが異なる。AQUOS R8 proが1型のSUMMICRON(ズミクロン)なのに対してAQUOS R8は1/1.55型のHektor(ヘクトール)を採用している。センサーサイズが大きい方が集光面積も大きく、高品質なレンズを採用することでよりひずみのない写真を撮れる。

 もう1つ、ハード面での大きな違いが、AQUOS R8 proは600種類以上の光源を判定して最適な画質に整える「14chスペクトルセンサー」を搭載していること。AIでのシーン判定とも連動するので、例えば料理をより見たままの色味でおいしそうに撮れるのはAQUOS R8 proといえる。カメラ性能を重視するならAQUOS R8 pro一択だ。

 AFでペットを追随する機能やペット向けのポートレートモード、星空や花火の専用モードなど、ソフトウェアで進化した部分は、両機種とも対応している。また、レンズフィルター対応ケースは、AQUOS R8 proとAQUOS R8の両機種向けに発売される。

AQUOS R8 pro
AQUOS R8 pro センサーサイズの大きいAQUOS R8 pro(上)の方が、AQUOS R8(下)よりもカメラリングの存在感が大きい

 カメラリングを経由して熱を逃がす独自の放熱設計「サーモマネジメントシステム」は2機種とも採用している。防水・防塵(じん)、おサイフケータイ対応、nanoSIM+eSIMのデュアルSIM対応も共通している。5GについてはAQUOS R8 proのみミリ波のn257をサポートしているが、ソフトバンクモデルはn257非対応で、現時点で対応しているのはドコモモデルのみ。

 生体認証は、マスク対応の顔認証はどちらも対応しているが、指紋認証はAQUOS R8 proがディスプレイ内蔵の3D超音波センサー、AQUOS R8は電源キー一体型の指紋センサーを使う。また、気軽に使えることを重視したAQUOS R8のみ、MIL-STD-810Gの耐衝撃性能を確保している。

AQUOS R8 pro AQUOS R8 proの側面
AQUOS R8 pro AQUOS R8の側面。指紋センサーが電源キーと一体になっている

 価格についてはキャリアが発表していないが、AQUOS R8 proはAQUOS R7と同程度の価格になる見通し。AQUOS R7の価格(発売時、税込み)はドコモ版が19万8000円、ソフトバンク版が18万9360円だったので、今回も20万円に迫る価格になりそうだ。一方、AQUOS R8はもう少し抑えた価格になるはず。他社製品でスペックの近いGalaxy S23(4月発売)は13万円〜14万円なので、AQUOS R7もこれに近い価格になりそうだ。

 ここまでの違いをまとめると、最高級のディスプレイやカメラを求めるならAQUOS R8 proを選ぶべき。もう少し安いスマホが欲しいけど、ハイエンド級の性能が必要で、かつカジュアルに使いたいならAQUOS R8を選ぶのがいいだろう。

AQUOS R8 pro AQUOS R8 proとAQUOS R8の主なスペック

 AQUOS R8 proはドコモとソフトバンクから、AQUOS R8はドコモから発売される予定。

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