前章で紹介したXperia 10 IVとAQUOS sense7は、電話、メール、LINEや簡単なアプリ操作が中心でそれほどスマホを使わない人には少々オーバースペックかもしれません。「性能にはこだわらないのでとにかく安い機種が欲しい」という人には「moto g32」「moto g13」「Redmi Note 11」の3機種がオススメです。どの機種も通常価格が2〜3万円と安く、MVNOのキャンペーンを利用すればさらにお得に購入できます。
OCN モバイル ONEでは、新規契約やMNPならmoto g32が6800円で購入できます。Redmi Note 11は、新規契約やMNPなら1100円という安さなので狙い目です(いずれも6月12日11時までの期間限定)。
IIJmioはmoto g32、moto g13、Redmi Note 11を全て取り扱っており、MNPの契約者限定キャンペーンを利用すればmoto g32は7980円、moto g13は980円、Redmi Note 11は1980円で購入できます。
これら3機種はいずれも指紋認証と顔認証の両方に対応しており、バッテリーも大容量です。5Gやおサイフケータイには非対応でプロセッサやカメラの性能も最低限ですが、それほどスマホを使わない人にとっては十分な性能を備えているでしょう。
ただし、「海外メーカーよりも国産メーカーの方が安心」という人もいるでしょう。そんな人にはAQUOS wishもオススメです。こちらもプロセッサやカメラの性能は最低限ですが、IPX5/IPX7の防水、IP6Xの防塵、耐衝撃により長く使えますし、シャープ製という安心感もあります。価格は上記3機種より少し高いものの、IIJmioへのMNPと同時なら1万9800円、OCN モバイル ONEへのMNPと同時なら9400円で購入できます。
なお、OPPO A77とmoto e32sも非常に安い価格で販売中ですが、上記3機種に比べて性能が著しく低いので個人的にはオススメしません。また、2023年3月発売のRedmi 12CはUSB端子がMicro USBでメインメモリが3GBしかありません。プロセッサはそれなりの性能がありますが、こちらも積極的に選ぶ理由はないでしょう。
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