日本テレビ放送網(日本テレビ)、ローソンチケット(ローソンエンタテインメント)、ディスクガレージ、第一通信社、エフエム東京(TOKYO FM)は6月29日から9月26日まで、寺田倉庫 B&C HALL/E HALL(東京都品川区)において「金曜ロードショーとジブリ展(東京展)」を開催する。本展への入場は日時指定の予約制となっており、事前に「日テレゼロチケ」または「ローチケ」で入場チケットを事前購入する必要がある。
この展覧会にはKDDIが「au」として特別協賛しており、同社がかつて発売した携帯電話のモックアップが展示されている他、同社のデジタル技術を使った展示やアトラクションも用意されている。
今回の展覧会は、日本テレビが1985年10月から放送している「金曜ロードショー」(※1)と、同年6月に初代法人が設立された「スタジオジブリ」の歩みを振り返りつつ、スタジオジブリの映像作品の魅力を再確認する、というコンセプトのもと開催される。入場料など、イベント内容の詳細は特設サイトを確認してほしい。
(※1)本番組の前身である「水曜ロードショー」は1972年4月から1985年9月まで放送された。1985年10月に放送枠の移動に伴い「金曜ロードショー」となったが、2012年4月に「金曜ロードSHOW!」と改名され、2021年4月に再び「金曜ロードショー」に戻された
この展覧会において、KDDIは以下の3つの展示に協力している。
展覧会の冒頭には、金曜ロードショーとスタジオジブリの歴史を年代を追って振り返る展示がある。この展示において、KDDIは自社(※1)が販売した携帯電話/スマートフォンの実機(またはモックアップ)を貸し出し、展示している。
(※1)同社の前身である日本移動通信(IDO)やDDIセルラーグループのものを含む
展示会場の2階には「ジブリ映画ポスタースタジオ」というコーナーがある。その名の通り、このコーナーはスタジオジブリが制作した長編映画作品の“ポスター”をモチーフにした展示がなされている。
このコーナーにある展示のうち、「借りぐらしのアリエッティ」のポスターを再現するコーナーにおいてKDDIのXRアプリ「SATCH X」を使った展示がなされている。自分が持っているスマートフォンにSATCH Xをインストールした上で、同作品の展示コーナーにある二次元コードを読み取って撮影すると、AR空間内でポスターが再現されるという仕組みとなっている。
なお、1人で来場した場合でも、コーナーの係員に声をかけてスマホやカメラを渡せば撮ってもらえる。ただし、各展示共に撮影は「一発勝負」となるので注意したい。
展覧会の最終盤にある「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」では、造形作家の竹谷隆之氏らが作成した造形物によって「風の谷のナウシカ」に登場する「腐海」が再現されている。
このコーナーでは、KDDIの遠隔カメラ撮影サービス「マチカメ」を使った俯瞰(ふかん)映像の撮影が行える他、先述のSATCH Xアプリでたくさんの王蟲が自分の所にやってくるAR映像を楽しめるようになっている。
先述の王蟲の世界に入る手前に、今回の展覧会の物販コーナーが設置されている。物販コーナーでは今回の展示に関連するグッズを購入可能で、宮崎駿監督がデザインした「なんだろう」(日本テレビの旧マスコットキャラクター)をあしらったものも用意されている。
このコーナーでは現金の他、各種クレジットカードと一部のコード決済(au PAY、WeChat Pay、メルペイ、Alipay、LINE Pay、PayPay)での支払いに対応する。これらのうち、au PAYで支払ったユーザーにはもれなく、本イベントを記念したオリジナルステッカーがプレゼントされる。
先述の通り、本展覧会は9月26日までとなる。その後、10月7日から2024年1月28日まで、富山県美術館(富山県富山市)において「富山展」が開催される。主催者は富山県と金曜ロードショーとジブリ展富山展実行委員会(富山県、北日本放送、北日本新聞社)に変わるが、東京展とおおむね同じ内容で実施される予定となっている。
富山展も、KDDIが「au」として特別協賛する。富山県とその周辺に住んでいる人は、同展に期待していてほしい。
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