MetaのSNS「Threads」で何ができる? Twitterに似て非なる新勢力を解説(1/3 ページ)

» 2023年07月07日 00時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 7月6日から日本でも利用可能になった米Metaの「Threads(スレッズ)」。Instagramの基板を活用したテキストベースでやり取りができる新たなSNSだ。サービス開始から約7時間で1000万ユーザーに達したことや、大手企業の公式アカウントが登録されるなど、開始直後にも関わらずアクセスが増えているようだ。

 そんなThreadsについて、興味はあるものの、具体的に何ができるのかが分からず、様子見をしている人もいるだろう。Threadsでできること/できないことをまとめたので、利用を検討している人や、使い方が分からない人は参考にしてほしい。

 なお、利用開始までの手順は別の記事で解説している。

Threads Meta 利用可能 設定手順 使い方 7月6日から日本でも利用可能になった米Metaの「Threads」

Threadsはどのようなサービス?

 Instagramの基盤を活用するThreadsは、コミュニティが集い、関心のあるトピックから次のトレンドまで、あらゆる情報についてオンラインで会話できる場となる。興味や関心のジャンルが何であれ、気に入ったクリエイターや、自分と同じ趣味や関心を持つ人をフォローし、直接つながることが可能だ。フォロワーを増やし、自分の日々の活動や、宣伝などの情報を世界へ向けて発信することもできる。

 対応言語は日本語や英語を含む31言語。すでに日本のユーザーがさまざまな内容を投稿している他、それについて日本語でやり取りをしているようだ。

 キャッチコピーに「Instagramのテキストベースの会話アプリThreadsでコミュニケーションをより豊かに」とあるように、Threadsはテキストでの投稿ややり取りが主となる。Instagramのプロフィールを含むアカウント情報を流用(※1)できるため、例えば、貴重な思い出を写真としてInstagramに、日々の出来事を文字でThreadsに投稿し、同じアカウントで用途に応じて使い分けることが可能だ。

(※1)16歳未満(国によっては18歳未満)の人がThreadsに参加すると、デフォルトで非公開プロフィールになる

Threads Meta 利用可能 設定手順 使い方 Instagramアカウントを使って、Threadsの利用を開始できる

 1度に投稿できる文字数など、気になる仕様がInstagramの公式ブログで明らかにされたため、こちらの情報をもとに「何ができて、何ができないのか」を以下に記載する。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月05日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  4. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  5. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  6. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  7. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  8. サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 (2025年11月23日)
  9. Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行? いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと (2025年12月04日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー