香港の調査会社Counterpoint Reserachは、7月21日に2022年度のeSIM対応デバイス出荷量と市場予測を発表した。
出荷量は前年比11%増の4.24億台で、セルラー接続デバイス全体の出荷がスマートフォン需要の低迷を受けて前年比3%低下の中での数字となる。グローバル市場では275を超えるMNOがeSIMに対応し、1社あたり平均30超のeSIM対応デバイスモデルへの接続を提供している。また、セルラーIoTモジュールや通信デバイスの数も継続的に増加している。
同社は今後eSIM対応スマートウォッチの普及が進み、この他にもセルラー接続できる消費者向けのデバイスのノートPCやタブレットにも数年で急速にeSIMが普及すると予測。2028年以降は、通信モジュールにeSIMを統合した「iSIM」がSIMの主流のフォームファクターとなり、iSIM対応デバイスの出荷台数は2030年までに累計40億台に達すると見込む。
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