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» 2023年07月26日 20時00分 公開

「Galaxy Z Fold5」がスペック以上に“変わった”と感じた理由 Z Fold4ユーザー視点で実機に触れた(1/2 ページ)

サムスン電子が、横折り型の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」を発表した。先代のGalaxy Z Fold4から大きな変化はないように見えるが、触ってみると変化を感じた。その答えは「ヒンジ」にある。

[石野純也ITmedia]

 Samsung Electronics(サムスン電子)は7月26日に、韓国・ソウルで製品発表イベントの「Galaxy Unpacked」を開催。スマートフォン、スマートウォッチ、タブレットの新モデルを発表した。スマホは、フォルダブル端末の「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」の2機種を披露している。ここでは、横折りモデルとなるGalaxy Z Fold5の写真をもとに、新モデルを詳報していく。

Galaxy Z Fold5 サムスン電子は、Galaxy Z Fold5(手前)とGalaxy Z Flip5(奥)の2機種を発表した

刷新したフレックスヒンジによって折りたたみ時の隙間なしに

 Galaxy Z Fold5は、閉じると一般的なスマホサイズ、開くとコンパクトなタブレット大のサイズになる端末だ。先代モデル「Galaxy Z Fold4」でディスプレイ比率が見直され、閉じたときのサイズの横幅が拡大し、より一般的なスマホの操作性に近づいた。開いたときの画面比率も、より正方形に近づいている。Galaxy Z Fold5も、このアスペクト比を踏襲。ディスプレイサイズという点では、大きな変化はないように見える。

Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold5 閉じたときはスマホサイズ、開くとタブレットサイズになるGalaxy Z Fold5。この画面サイズは特に変わっていない
Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold5 開いたときは非常に薄く、その数値はわずか6.1mm。電源キーと一体化した指紋センサー(右側面)や、下部のUSB Type-C端子などの場所は変わっていない
Galaxy Z Fold5 閉じたときの背面。ロゴなどが一切なく、シンプルなデザインだ。カメラ部分は、フラッシュの位置が変わった
Galaxy Z Fold5 ヒンジにはサムスンのロゴが刻印されている

 一方で、厚さ、特に閉じたときのそれは大きく変わっている。刷新したフレックスヒンジを採用しているためだ。これまでのGalaxy Z Foldは、ヒンジ側に近づくほど隙間ができ、その分閉じたときに厚みが増してしまっていた。これに対し、Galaxy Z Fold5は、水滴のような形にヒンジ側のディスプレイを曲げ、その内側に収納する。ヒンジを曲げる際には、両側のレールに沿わせており、安定性や強度が向上。これによって、折りたたんだときにほとんど隙間ができなくなった。

Galaxy Z Fold5 上が新モデルのGalaxy Z Fold5。下のGalaxy Z Fold4にあったヒンジ側の隙間がなくなっていることが分かる

【訂正:2023年7月27日9時35分 「下のGalaxy Z Fold5にあった」→「下のGalaxy Z Fold4にあった」に訂正いたしました。】

Galaxy Z Fold5 ヒンジ内部のパーツ。このレールがディスプレイを支えて、水滴型の折り曲げを可能にする

 ヒンジ自体もよりコンパクトになり、Galaxy Z Fold4よりもスリム化している。結果として、閉じたときのサイズは13.4mmとなり、先代のGalaxy Z Fold4から2.4mmもの薄型化に成功した。ヒンジ部がコンパクトになったことなどが加わり、重量も253gと10g軽量化している。実際、普段からGalaxy Z Fold4を使う筆者が手に取った際に、その違いにはすぐ気付くことができた。薄型化、軽量化したことで、より持ち運びやすくなったといえそうだ。

Galaxy Z Fold5 上がGalaxy Z Fold5。先代のモデルより、ヒンジが薄くなっている。この新しいフレックスヒンジは、軽量化にも貢献している

タスクバーやフレックスパネルも進化

 ソフトウェアは、横折り型フォルダブル端末に採用されていた画面下部に表示される「タスクバー」が進化。これまでは、最近使ったアプリが2つしか表示されなかったが、Galaxy Z Fold5ではユーザーが数を2から4つの間で選択できるようになった。これによっては、よりアプリを効率的に切り替えることが可能になる。

Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold5 タスクバーに表示する最近使ったアプリを、2個から最大4個まで変更できるようになった

 半開きの状態で利用するフレックスモードで、画面下半分にタッチパッドなどを表示するフレックスパネルも使い勝手が増している。画面の明るさ変更や音量の変更は設定にまとめられ、画面分割や通知の表示をワンタップで行えるようにユーザーインタフェースが変更されている。タッチパッドでカーソル操作できる機能も踏襲する。

Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold5 フレックスモード非対応のアプリを強制的に半開きで利用するためのフレックスパネル。そのUIが、より整理された

 もちろん、従来通りフレックスモードにきちんと対応したアプリの場合、画面上部には映像などが、下部には操作パネルがそれぞれ表示される。内蔵アプリの場合、カメラやGoogle Meet、YouTubeなどがこれに対応する。

Galaxy Z Fold5
Galaxy Z Fold5 フレックスモードに対応したアプリの場合、半開きにすると画面が上下に分割され、それぞれにコンテンツや操作のためのボタンなどが表示される
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