中国Huaweiは8月29日(現地時間)、フラグシップモデル「Mate」シリーズの最新機種「HUAWEI Mate 60シリーズ」を中国Weiboへの投稿などで発表した。X(旧Twitter)などでのグローバルな告知はしていない。
ハイエンドの「Mate 60 Pro」の中国での販売価格は6999元。主なスペックは、ディスプレイは6.82型(2720×1260ピクセル)OLED、アウトカメラは5000万画素のズーム、1200万画素の超広角、4800万画素の超マクロ望遠の3基で、ズームは光学は3.5倍、デジタルでは100倍をサポートする。インカメラは1300万画素の超広角。バッテリーは5000mAhで無線充電にも対応する。防塵・防水はIP68。サイズは79(幅)×163.65(高さ)×8.1(奥行き)mmで重さは約225g。
色は淡いグリーン、シルバー、パープル、ブラックの4色展開だ。
仕様説明ページにはプロセッサについての記述はなく、5Gに対応するかどうかも不明だ。製品ページには先代のMate 50 Pro同様に衛星経由の通信が可能であることが紹介されている。
米商務省が2019年5月にHuaweiへの部品輸出を禁止して以来、同社は5G対応モデルの販売で苦戦してきた。
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