ポケモンスリープでは、同じ個体のカビゴンとずっと一緒にいられるわけではありません。7日間だけ一緒に過ごし、月曜日の朝にはお別れをし、次の1週間を新しいカビゴンとともに過ごす、というサイクルになっています。カビゴンごとに、好きなきのみ、好きな料理があるので、それらを集めてくれるポケモンでチーム編成すると、より育成が速まるでしょう。
筆者が実際にプレイを始めたのは8月22日(火)。同じ個体のカビゴンと過ごす時間が6日間になってしまうので、今回のレポートは8月28日(月)からのものを利用しています。そのため、8月27日までためた「総エナジー」が加算されており、プレイ開始から7日間経過後のものより若干スコアがよくなっています。
8月28日から9月3日の間のリサーチフィールドは「ワカクサ本島」で、カビゴンの総エナジーは0から11万5935へアップ、ランクは「ハイパー3」にまで上がりました。
この間、発見した寝顔は22、ポケモンの数は20体、お手伝いポケモンに追加できたのは6体でした。
ポケサブレ等を10個使う、ねむりの約束を4回守る、料理を15回つくる、など1週間に課されたミッションは全てクリア。8月30日〜9月2日にかけて開催された、「ねむけパワー」が1.5倍、満月の8月31日には2倍になるイベント「グッドスリープデー」でしっかり眠れたことも、この週に多くの寝顔を集めるのに役立ったものと思われます。
純粋な睡眠ログとしては、総合評価「S」をもらえました。睡眠時間を平均6時間取れていること、ミッドスリープタイム(就寝時刻と起床時刻の間の中央の時刻)がほとんどズレていないことなどがその理由のようです。
期待していた音声データ録音ですが、ほとんどは開け放した窓から入ってくる音でしたし、同時に仕掛けておいたSleepCycleに比べ、音声データの検出が甘いという印象を受けました。唯一、きちんと録音できていたのがこちらです。
これまでは、仕事が残っている、または翌日に何の予定も入っていないと就寝時刻が遅くなるなど不規則な寝方をしていました。「睡眠の質が高い方だからいいか」「取りあえず昼寝でカバーしておこう」などと考えていたのです。
しかし、ポケモンスリープを始めてからは、考えが変わったわけではないのに、行動の仕方が変わりました。ねむりの約束として設定している時間前までに床につく習慣ができたのです。
「約束」といわれてしまうと、社会人として「守らなければ」という意識が働いたのか、はたまた単にごほうびをもらいたい、ポケモンや寝顔の種類を早くコンプリートしたいという気持ちが動機になったのかは分かりませんが、アプリから「ねむりの約束の時間です」という催促の通知が届くと、いそいそと寝床へ向かうようになりました。
アプリ開発者が、プレイヤーに期待している8時間半の睡眠を確保するのはまだまだ難しそうですが、コンプリートするまでのんびりと続けて、就寝時刻を中心とした規則正しい生活リズムを取れるようになっていきたいと感じました。
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