「ポケモンスリープ」で睡眠計測したら体感より短い? 理由は実にシンプルだった(1/2 ページ)

» 2023年08月17日 15時12分 公開
[田中聡ITmedia]

 7月下旬からポケモン社が配信している「Pokemon Sleep(以下、ポケモンスリープ)」は、スマートフォンを枕元に置いて寝るだけで、ユーザーの睡眠を計測してくれるアプリ。睡眠を計測するだけでなく、ポケモンの寝顔を集めたり、睡眠によって得られる「ねむけパワー」によってカビゴンを大きくしたりと、ゲーム性も兼ね備えている。

 このポケモンスリープを使って感じたことや発見したことを、数回に渡ってまとめていきたい。

ポケモンスリープ 「ポケモンスリープ」で睡眠計測を試してみた

睡眠を計測するための事前準備をする

 睡眠を計測するツールとして、さまざまなデバイスやアプリがあるが、筆者はそれらを使ったことがなく、スマホで睡眠を計測すること自体が初めての体験。睡眠についての認識は、「○時に寝て○時に起きたから、○時間睡眠を取った」程度のことしかない。これをアプリで計測することで、どんな気付きがあるのだろうか。

 まずは睡眠計測の準備。スマートフォンを枕元に置いて、画面右下の「ねむる」をタップすると、眠りにつく際の設定ができる。

ポケモンスリープ 右下の「ねむる」から睡眠計測をスタートできる

 その際に決めるのが「ねむりの約束」。ここで設定した時間より前に就寝(アプリで計測開始)できるとスタンプカードがたまり、7日間にわたってスタンプや報酬のアイテムがもらえる。この約束に従って就寝することで、規則正しい睡眠ができるというわけだ。設定した時間の30分前に通知が来るので、うっかり夜更かしすることを防げる。ねむりの約束は変更できるが、その場合、ためたスタンプがリセットされるので注意したい。

ポケモンスリープポケモンスリープ 「今日はもう寝ますか?」の画面で「ねむりの約束」を決める(写真=左)。ねむりの約束をクリアするとスタンプやアイテムがたまる(写真=右)

 ちなみに、ねむりの約束は24時間の範囲で設定できるので、例えば夜活動し、昼に寝る生活習慣の人でも問題なく遊べる。

アプリを起動して枕元にスマホを置くだけでOK

 「ねむる」を押して睡眠を計測してからは、アプリを起動したまま枕元に置くことを推奨しているが、画面をオフにしても問題ない。ただし、計測開始から他のアプリを使ったり、OS側でポケモンスリープのアプリを終了させたりしたら、計測が終了する場合があるそうなので注意したい。筆者は計測開始直後に画面をオフにしたこともあったが、問題なく計測できた。

 睡眠計測は、スマートフォンの加速度センサーが体の動きを検知することで行うので、スマートフォンを必ず枕元に置こう。計測を開始すると画面は自動で暗くなり、低消費電力モードになる。

ポケモンスリープ こちらが睡眠の計測画面

 ポケモンスリープの公式サイトでは、「スマートフォンは電源をつないだままにしてください」と説明しているが、バッテリー残量が潤沢にあれば、充電しなくても計測はできる。このあたりの検証は別途紹介したい。

ポケモンスリープ 計測中は充電することを推奨しているが、バッテリー残量があるならその必要はない

 計測画面ではアラームの設定もできるので、スマホ本体のアラーム設定を省けてありがたい。もう1つ特徴的な機能として、「スマートアラーム」がある。これは、設定したアラームの時間より前の、睡眠の浅い時間帯にアラームを鳴らしてくれる機能。目安として15分、20分、30分、45分から選べる。筆者は使っていないが、アラームが鳴ってもなかなか起きられないという人は試してもいいだろう。他に、睡眠導入サウンドを流すこともできるが、音があると眠れないので、こちらも使っていない。

ポケモンスリープポケモンスリープ 計測画面からアラームやスマートアラームを設定できる

 ポケモンスリープでは、1日2回の睡眠計測が行える。ただし1回につき1時間30分以上寝る必要があるので、1時間程度の昼寝では計測できない。裏を返せば、1時間30分以上なら昼寝でも計測できるので、睡眠を2回に分けて取っている人でも睡眠のリズムや傾向を把握できる。1日に1時間30分以上の睡眠を3回以上に分けて取っている人は少数だろうが、その場合はポケモンスリープでは計測できないので注意したい。

睡眠時間だけでなく睡眠の深さも計測してくれる

 朝はポケモンスリープのアラーム音と共にお目覚め。アラームを止めたら「計測を終了する」を押す。すると睡眠計測の結果を確認できる。寝起きなのでボーッとした状態ではあるが、確認しながら頭の中を徐々に起こしていく。ここで分かるのは、睡眠時間や睡眠タイプ、睡眠の深さ、睡眠スコアなど。

ポケモンスリープポケモンスリープ 計測を終了すると、睡眠時間や睡眠スコアが発表される
ポケモンスリープポケモンスリープ 睡眠タイプも分かる(写真=左)。睡眠スコアに応じてねむけパワーがたまる(写真=右)

 睡眠の深さは「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」という3段階でグラフ表示され、このデータをもとに、その日の睡眠タイプが「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」「特徴なし」の4種類で分類される。

 睡眠スコアは8時間30分を100点として計算されるので、長時間寝るほど得点を稼げる。スコアが高いほどねむけパワーが伸び、朝起きたときにより多くのポケモンが集まるようになる。睡眠の時間やタイプによって集まるポケモンが変わるので、睡眠の中身がポケモン収集にも影響してくるのだ。

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