auがスマートウォッチに「国際ローミング」を順次提供 11の国/地域が対象

» 2023年09月15日 10時50分 公開
[井上翔ITmedia]

 KDDIと沖縄セルラー電話は9月15日から順次、auブランドで取り扱っているスマートウォッチに対する「国際ローミング」サービスを提供する。これにより、Galaxy Watch6のLTEモデルやApple WatchのGPS+Celluarモデルにおいて、一部海外でも音声通話やデータ通信を行えるようになる。

対応機種 Apple WatchのGPS+Celluarモデルや、Galaxy Watch6のLTEモデルがauの国際ローミング対象に

スマートウォッチに対する国際ローミングサービスの概要

 対象機種では、auのスマートウォッチ向けプラン「ナンバーシェア」(月額385円)に加入することで対象の国/地域において音声通話とデータ通信を利用できるようになる。ローミング中の各種料金は、スマートフォン向けの国際ローミング料金が準用される。

ナンバーシェア スマートウォッチの国際ローミングは、ナンバーシェアに加入している対象機種で利用できる

 対象機種は以下の通り。

  • Galaxy Watch6(9月15日から対応)
  • Series 5以降のApple Watch(9月19日から対応:watchOS 10以降)

 本サービスはVoLTEサービスを提供する国/地域で利用できる。データ通信を行う場合は、ペアリング(ひも付け)先のスマホ(回線)で「世界データ定額」の利用を申し込んでおく必要がある。9月15日時点では、以下の国/地域で利用可能だ。

  • 米国(本土、アラスカ、ハワイ)
    • ローミング先:AT&TまたはVerizon
  • 米国(グアム、サイパン)
    • ローミング先:DOCOMO Pacific(旧Guam Celluar)
  • カナダ
    • ローミング先:Telus
  • 台湾
    • ローミング先:Chunghwa Telecom、FarEasTone、Taiwan Mobileのいずれか
  • 香港
    • ローミング先:SmarTone
  • ベトナム
    • ローミング先:Viettel
  • インド
    • ローミング先:Reliance Jio
  • インドネシア
    • ローミング先:Smartfren Telecom Tbk
  • デンマーク
    • ローミング先:Telenor Denmark
対象事業者 スマートウォッチの国際ローミングに対応するオペレーター(キャリア)の一覧
使えるサービス 国際ローミング中に使えるサービスと利用条件

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