より正確に心拍を計測できてバッテリー持ちも良くなった「Pixel Watch 2」登場 約5.2万円から

» 2023年10月04日 23時30分 公開
[井上翔ITmedia]
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 Googleは10月20日、Wear OS搭載スマートウォッチ「Pixel Watch 2」を発売する。Gooogle Store(直販サイト)では10月4日から予約を受け付けており、販売価格はWi-Fiモデルが5万1800円、LTEモデルが5万9800円(税込み、以下同)となる。

 Google Storeの他、主要な家電量販店やNTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー電話)、ソフトバンクのオンラインショップやキャリアショップでも同日から順次販売を開始する。

【訂正:10月6日15時50分】予防安全機能について、Googleから「日本では利用できない」旨の連絡を受けたため、該当箇所の訂正を行いました

集合写真 Pixel Watch 2は、左から「Champagne Goldケース×Hazelアクティブバンド」「Polished Silverケース×Porcelainアクティブバンド」「Matte Blackケース×Obsidianアクティブバンド」「Polished Silverケース×Bayアクティブバンド」の4種類が標準セットとして販売される

Pixel Watch 2の概要

 Pixel Watch 2は「Pixel Watch」の後継製品となる。パッと見では単なる色違いに見えてしまうが、Pixel Watchで課題となったバッテリー回りの仕様(駆動時間や充電時間)を改善し、心拍計測の精度を向上するなど細かい点に目を向けるとよく改良されている。

 ケースはアルミニウム製で、重量ベースで100%リサイクル素材となっている。サイズは約41(直径)×12.3(厚さ)mmのみで、カラーは「Champagne Gold(シャンパンゴールド)」「Polished Silver(ポリッシュドシルバー)」「Matte Black(マットブラック)」の3つを用意している。

 バンドはPixel Watchと共通規格で、使い回しできる。ケースに付属するのは「アクティブバンド」で、カラーは以下の通りとなる。

  • Champagne Goldケース:Hazel
  • Polished Silverケース:PorcelainまたはBay
  • Matte Blackケース:Obsidian

 純正オプションのバンドは、Google Store限定販売のものを含めて9種類32モデルが用意されている。Pixel Watch 2に合わせて登場する新製品としては「メタルスリムバンド」(3色)と、通気性を向上した「アクティブスポーツバンド」(5色)が用意される。

バンド バンドを“変える”楽しみを演出すべく、新製品を含めて9種類32モデルの純正バンドを用意する
新製品 新製品の「スリムメタルバンド」のSilver(左)と「アクティブスポーツバンド」のCoral(右)

 SoC(プロセッサ)はQualcomm製の「Snapdragon Wear 5100」を搭載する他、省電力コプロセッサとして「Cortex M33」アーキテクチャのCPUも搭載する。メモリは2GBで、内蔵ストレージは32GBとなる。

 ディスプレイは円形の有機ELパネルで、最大輝度は1000ニトとなる。画面はCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass 5」で保護される。省電力コプロセッサの搭載もあって、ディスプレイの常時点灯(Always-On Display)を有効にしても約24時間のバッテリー駆動時間を確保できたという。

 バッテリーの容量は約306mAh(定格値)で、満充電に掛かる時間は約80分となる。約45分で容量の80%まで充電できる急速充電にも対応する。より確実に充電できるようにすべく、充電ケーブルは接触式となった。

充電 Pixel Watch 2に充電ケーブルをつなげた様子。パッと見ではPixel Watchのそれと変わりないように見えるが……
充電 Pixel Watch 2では充電が“接触式”に改められている。より確実な充電と、急速充電に対応するための仕様変更とのことだ

 Pixel Watchに引き続き、Pixel Watch 2も「Fitbitアプリ」との連携機能を搭載しており、有料サービス「Fitbit Premium」(月額640円または年額6400円)を6カ月間無料で利用できるライセンスも付帯する。

 より精緻な生体情報を得るために、Pixel Watch 2では生体センサーの改良/新設も行われている。

 光学式心拍数センサーはマルチパス方式に変更され、心拍数をより正確に測定できるようになった。特にHIIT(高強度インターバルトレーニング)、スピニング、ローイングといった激しい動きを伴うアクティビティー中の測定精度は最大で40%改善したという。これにより、エナジースコアの計測や睡眠トラッキングもより正確になったそうだ。

 新しいセンサーは「身体反応センサー」と「皮膚温センサー」の2種類となる。これらを搭載したことで、最新のFitbitデバイスと同様に「身体反応計測(ストレスマネジメント)」機能を利用できるようになった。

心拍センサー 光学式心拍数センサーはマルチパス方式となった。接触式充電となったことと相まって、背面の様子は先代と大きく異なる
ストレスチェック 身体反応センサーと皮膚温センサーを搭載することで、身体反応計測機能を利用できるようになった。自覚していないストレスの発見や、ストレスの予測も行える優れものだ

 Pixel Watch 2では、一部のPixelスマートフォンに実装されている予防安全機能を利用できるようになった。4G LTEモデルに有効なeSIMを書き込んでおけば、スマホが手元になくてもこの機能を利用可能だ(ただし、日本では無効となる)。

 OSは「Wear OS 4」をプリインストールする。このバージョンのWear OSは、Googleアカウントへのデータのバックアップと復元をサポートしており、ひも付けるスマホを切り替えた際も環境の復元できるようになった。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 4(2.4GHz帯のみ)とBluetooth 5.0に対応する。4G LTEモデルはeSIMを書き込むことでLTE/W-CDMA規格のモバイル通信を単体で行える。加えて、日本向けモデルにはモバイルFeliCaも搭載されており、「Suica」「iD」「QUICPay/QUICPay+」を利用できる(参考記事)。

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