楽天グループが、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)を改訂する。
SPUは、楽天グループのサービスを使うことで、楽天市場を利用する際に、より楽天ポイントがたまりやすくなる施策。今回の改訂で、楽天モバイルユーザーのポイント倍率がアップする。
2023年11月30日まではポイント倍率が最大15.5倍だが、2023年12月1日以降は最大16.5倍に上がる。
楽天モバイルユーザーのベースとなるポイント倍率は、11月30日まではダイヤモンド会員が4倍(+3倍)、ダイヤモンド会員以外が3倍(+2倍)だが、12月1日以降はどの会員でも5倍(+4倍)に変更される。さらに、楽天モバイルキャリア決済を使用すると、ポイント付与率が1.5倍(+0.5倍)から3倍(+2倍)にアップする。
なお、獲得上限ポイントは7000または6000から一律2000に変更される。
一方、楽天プレミアムカードの通常分+特典分は5倍(+4倍)から3倍(+2倍)に、楽天銀行+楽天カード利用の場合は最大2倍(最大+1倍)から最大1.5倍(最大+0.5倍)に変更される。また12月5日以降、毎月5と0のつく日に楽天カードを利用すると、楽天ポイントを進呈するキャンペーンは、現在の5倍から4倍に変更する。
さらに、11月1日から30日まで、楽天モバイルユーザーが楽天カードを使って街の店舗で買い物をすると、楽天ポイント(期間限定)が2倍たまるキャンペーンも実施する。キャンペーンに参加するにはエントリーが必要で、獲得ポイントの上限は500。
楽天モバイルユーザーが楽天市場で買い物をすると、いつでも最低5倍の楽天ポイントがたまり、(11月限定だが)楽天カードを街の店舗で利用すると2倍の楽天ポイントがたまる。こうしたポイント施策を優遇することで、楽天モバイル新規契約の呼び水になることが期待される。
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