米Googleは11月6日(現地時間)、AndroidおよびPixelの月例セキュリティ情報の11月版を公開した。Pixelシリーズでは、幾つかのバグ修正も行われる。
セキュリティ関連は、Android全体では「致命的」5件を含む37件の、Pixelでは8件の脆弱(ぜいじゃく)性が修正される。
Androidで最も深刻なのは、追加の実行権限を必要とせずにローカル情報の漏洩につながる可能性がある、システムコンポーネントの脆弱性だ。
この更新は、Wear OS 3.5以上を実行しているサポートされているすべてのPixel WatchでもOTAで利用可能になる。
Pixelの更新では、以下の問題の修正も行われる。
上記の問題の中で、ストレージの容量不足が表示されるものについては、ストレージにアクセスできない問題は今回の修正でデータを復元できるが、再起動ループが発生した場合はアップデートをOTA受信できないので、申請フォームを送信して再起動できるようにする必要があるとGoogleは説明した。
Pixel Watchのアップデートには「Pixel Watch 2」のLTEユーザー向けのバグ修正と改善(具体的な説明はない)も含まれる。
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