日本通信が月額2178円の「合理的30GBプラン」発表 20GBから10GB増量、5分かけ放題付き
日本通信は11月10日、「合理的30GBプラン」を発表した。27日から提供する。月額2178円（税込み、以下同）で月間30GBのデータ容量に5分以内なら何度でもかけ放題になる国内通話定額が付く。
同社は5分かけ放題または70分の国内無料通話が付く「合理的20GBプラン（月額基本料2178円）」を提供しているが、在宅勤務から出社への切り替えなど、働き方の変化を受け、料金を据え置きながらも基本データ容量を20GBから30GBに増量し、合理的30GBプランとして提供する。
新規契約する人も既存ユーザーも自動で30GBに切り替わる。既存ユーザーによる手続きは不要だ。
30GBを超過した場合でも、220円で1GBを追加できるため、例えば、月35GB（30GB＋5GB）利用すると月額3278円になる計算だが、それでも月間データ通信容量が足りない（より多くのデータを消費する）人に対して、同社は携帯キャリアの大容量プランを使うよう呼びかけている。
「データ通信をさらに多くご利用になられる方は、どうぞ“携帯キャリア”の大容量プランをお使いください」
同社の福田尚久社長は2023年5月30日掲載のインタビュー記事の中で「平均的に分析していくと、データ使用量が少しずつ増えている」と明かしており、ニーズに合わせて料金プランの内容を見直している様子がうかがえる。
さらに、今回の合理的30GBプランでは「割引による料金変動、縛りなどはなく、月額2178円を維持し続けることが可能」な点をアピールしており、目的に沿って無駄なく料金プランを利用したい、合理的な人に向けたプランを改良した形となる。
なお、20GBから30GBへのアップグレードは個人だけでなく、法人にも12月1日に適用される。
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