「Xiaomi 14 Pro」レビュー:ライカ監修のカメラがさらに進化、誰もが簡単に“写真作品”に昇華できる(2/4 ページ)

» 2023年12月07日 16時00分 公開
[佐藤颯,ITmedia]

可変絞り採用によってさらに進化したカメラ性能をチェック

 XiaomiもHuaweiなどと同じくカメラ性能を重視することになり、2022年発売のXiaomi 12S Ultraは「Xiaomiのブランディング」の今後の行方を占う端末となった。後に発売のXiaomi 13 ProやXiaomi 13 Ultraといったカメラ性能重視の機種の存在もあり「カメラスマホ」としても着実な進化を遂げていった。

 Xiaomi 14 Proはメイン(広角)カメラに5000万画素のセンサーを採用。センサーサイズは1型ではなくなったものの、同社がブランディングする「Light Hunter 900」と呼ばれるものが採用される。

 これはイメージセンサーを製造するメーカーとの共同開発品となり、かつてHuaweiがソニーと共同開発したのと同様に自社製品向けに最適化したものと考えられる。加えて、Xiaomi 14シリーズのカメラチューニングは、引き続き独ライカが監修している。スマホメーカーとの共同チューニングではHuaweiとシャープに続く形となる。

 Xiaomi 14 Proでは「AIカメラ」に加えて「LEICA AUTHENTIC」と「LEICA VIBRANT」という大きな設定がある。これらにHDRのオン/オフと4種類のライカフィルターを組み合わせることで、Huaweiやシャープのライカを冠したスマートフォンに近い色を出すこともできる。

 組み合わせだけでいえば、モノクロを含めてプリセットで32通りのライカ監修パターンがある。すごいといえばすごいのだが、ユーザーにとって分かりやすいかといわれると少々複雑にも感じる。

 Xiaomi 14 Proでは同社初の6枚羽を用いた可変絞り機構が採用されている。F1.42からF4.0までの間で10段階の制御が可能となっている。発表会では1024段階と触れられていたが、これはソフトウェアを用いた絞り制御を併用した場合のもの。HuaweiのMate 60 Proで採用されている機構に近く、被写界深度の制御の他、光条の演出も可能となっている。

Xiaomi 14 Pro 絞り機構に光学式手ブレ補正を備えるため、カメラ部の出っ張りも大きい
Xiaomi 14 Pro
Xiaomi 14 Pro 可変絞り機構をメインカメラに採用し、今までにない体験を可能にした。左はF1.42、右はF4.0

 カメラは35mm換算で13mmの超広角、23mmの標準、75mmの望遠の3眼で構成される。レンズ自体はXiaomiとしては初のライカ「ズミルクス」を冠している。これは比較的明るいレンズを冠する名称となり、今回のXiaomi 14 Proは開放でF1.42と極めて明るいレンズになっている。7枚構成のレンズに加え、コーティングが一新されるなど、大きく改善されている。

Xiaomi 14 Pro ズームレンズなので「VARIO-SUMMILUX」の表記が見られる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  4. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  5. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  6. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  7. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  8. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  9. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  10. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー