米Appleは、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」を米国市場で2月2日に発売する。米国での価格は3499ドル(約50万円)。米国のApple Storeでは1月19日午前5時(太平洋標準時)より予約注文を受け付ける。
Apple Vision Proは、Apple初のXRデバイス。操作を視線の動きや手首を振って行うなど、高度なジャスチャー操作に対応する。
vision OSという新OSを搭載し、iOS/iPad OSの100万を超えるアプリと互換性を有する。アプリは空間内に複数配置できて、自由に拡大縮小ができる。
動画アプリでは、Apple TV+やDisney+などがVision Proに最適化されている。片目あたり4K以上の高精細なディスプレイを備えていて、目の前に幅30メートル相当のスクリーンが広がっているかのような、迫力のある映像体験が楽しめる。3D映像タイトルでは、Appleが新たに開発した没入感のある映像フォーマット「Apple Immersive Video」も対応する。
Vision Proは2023年6月の開発者向けイベントWWDC23で発表された。発表時点のニュースリリースによると、2024年初旬に米国市場で発売し、その他の国や地域では2024年の後半より販売を開始するとしている。
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