Wi-Fi Allianceは1月8日(米国太平洋時間)、IEEE 802.11be規格の無線LAN機器に関する認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 7」の運用を開始したことを発表した。このプログラムでは、同規格を利用する無線LAN機器の相互接続性を担保するもので、一定の接続互換性を持つ“目印”となる。
IEEE 802.11beは、IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6/6E)の次世代規格として米IEEEにおいて規格の策定作業が進められている。規格としての正式確定は、2024年内が見込まれている。
本規格では、主に以下の要素技術が新たに盛り込まれている・
Wi-Fi CERTIFIED 7の交付は既に始まっており、日本ではバッファローが同認証を取得したコンシューマー向け無線LANルーターの発売を予定している。
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