Whoscallは、1月10日に詐欺対策アプリ「Whoscall」プレミアム版の無償提供を発表した。1月31日までにアプリをダウンロードした新規ユーザーが対象で、有料版を3カ月間無料で利用できる。
同社は、令和6年能登半島地震に伴う義援金詐欺などの詐欺被害を防ぐ目的で提供。本アプリはデータベースを元に発信元を自動で識別し、犯罪に使われる恐れがあると検知した場合は着信画面で「詐欺電話」などと警告。不審なメッセージを自動でフィルタリングし、メールやSMSに届いたURLが詐欺URLの可能性があるか判別してフィッシング詐欺を防ぐ。
利用にはアプリをダウンロードしてアカウントを作成し、プレミアム版の無料トライアルを申し込む。iPhoneは「設定」→「電話」→「着信拒否設定と着信ID」と操作、AndroidはWhoscallアプリで「番号識別データの自動更新」と「迷惑電話自動着信拒否」を有効にすれば適用される。なお、無料トライアル期間終了後は自動的に課金される。
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