登録さえ終われば、あとはChatGPTを使うのは簡単だ。画面下部にあるテキスト入力欄に、AIに対する指示や質問を書き込んで送信しよう。人に対してテキストチャットを送る感覚で問題ない。なお、生成AIの文脈では、こういったAIに対する指示や質問のことを「プロンプト」と呼ぶので、覚えておこう。
なお、ChatGPTが1回の指示で理想的な回答を返してくれるとは思わないことだ。もしChatGPTの回答が、求めている情報から大きくズレていたら、さらに追加の指示、質問を送信するなどしていき、その回答をブラッシュアップさせていこう。
また回答が長くなる場合には、途中で生成をストップさせてから、送信済みのプロンプトを加筆修正してから、再度生成をさせるといった操作もできる。こうした繰り返しがChatGPTを使う上で重要な基本姿勢となる。
ChatGPTで実行したチャットは、画面の左端に「履歴」として残る。見出しは内容を反映して自動で付与される仕組みだ。
利用回数が増えていくと、この履歴表示が多くなっていくので、過去のチャットを扱う操作についても知っておこう。具体的には、見出しの右側にある「・・・」をクリックすると、メニューが表示される。そして、ここから見出しの変更や、削除操作などが行える。
なお、過去のチャット画面を開いた状態で、新しいチャット画面に分けて操作を行いたいときには、画面左上にあるペンのアイコンをクリックすることで、新規作成ができる。
ChatGPTの使用開始までに知っておきたい基本操作は以上だ。あとは、自身でさまざまなプロンプトを試してみてほしい。なお、本連載では、次回以降、有料プランの特徴や、ChatGPT使用時に気を付けなければいけないこと、具体的におすすめできる活用方法などを紹介していく。
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