スマホの月額料金は平均約4500円で微増、月間データ容量は平均約11GB MM総研調べ

» 2024年02月15日 17時37分 公開

 MM総研は、2月15日に「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2024年 1月調査)」の結果を発表した。スマートフォンとフィーチャーフォンそれぞれの音声通話サービス利用者に対するアンケート調査を実施し、携帯電話の月額利用料金と音声通話/データ通信サービスの利用実態をまとめたものとなる。

 端末代金の分割支払い分を含まない実際の支払総額は、スマートフォン利用者全体では4476円で前回調査から159円増加。MNO4ブランドのスマートフォン利用者の月額利用料金は5210円、楽天モバイルを除くMNOのフィーチャーフォン利用者は2575円となった。サブブランド利用者の月額利用料金は3226円、MVNO利用者の月額利用料金は2001円で、2023年に登場した各社の新プランが上昇に寄与したと分析している。

MM総研 スマートフォンの平均月額利用料金の推移
MM総研 携帯電話の平均月額利用料金(2024年1月)

 端末の割引前購入金額はスマートフォン利用者全体で7万4336円となり、前回調査から3998円増加。円安/物価高騰の影響を受けてスマートフォン本体の価格が上がっていること、2〜3万円台の低価格帯比率が減少して6万円台以上の中高価格帯比率が上昇したことが要因としている。OS別に見ると、iOS(iPhone)では10万1708円、Androidでは5万6444円。端末の割引後購入金額は、スマートフォン利用者全体で6万2537円に上り、割引前購入金額の84.1%(1万1799円差)となった。

MM総研 スマートフォンの平均購入金額の推移

 スマートフォン利用者の月間データ通信量の平均は11.08GB(「わからない」除く)、中央値は3GBとなった。有効回答のみを対象とした場合の月間通信量は「1GB」が25.5%、「2GB」が10.4%、「3GB」が17.2%となり、53.1%のユーザーが3GB以下の通信量となった。平均値は増加傾向にあるが中央値は依然として「3GB」と二極化が進行した。平均利用量に近い「10GB」までのユーザーは75.7%と前回調査より1.8ポイント減少しているが、10GB超ユーザー比率が上昇した。

MM総研 スマートフォンの月間モバイルデータ通信量(GB)(2024年1月)

 月間モバイルデータ通信量は増加傾向が続き、平均値は2017年2月調査(4.22GB)、2018年4月(5.70GB)、2019年2月(6.05GB)、2020年2月(6.94GB)、2020年12月(7.56GB)、2021年7月(8.72GB)、2021年12月(8.95GB)、2022年7月(9.34GB)、2023年1月(10.09GB)、2023年7月(10.33GB)、2024年1月(11.08GB)で推移。2023年1月調査から1年で0.99GB(9.8%)増加し、約7年前の2017年2月調査と比較すると約2.6倍に増えている。

MM総研 スマートフォンの月間モバイルデータ通信量(GB)の推移

 スマートフォン利用の月間Wi-Fiデータ通信量は、Androidユーザーは11.16GB、iPhoneユーザーは12.46GBと分析(「わからない」除く)。全体では11.71GBで、月間モバイルデータ通信量の平均(11.08GB)と合わせた月間総通信量は約22.79GBとなり前回調査よりも1.53GB増加した。データ通信量の構成比はモバイルデータ通信量の48.6%に対し、Wi-Fi通信量は51.4%と1:1に近づいている。

MM総研 スマートフォンの月間Wi-Fiデータ通信量(GB)(2024年1月)

 スマートフォン利用者に携帯電話番号とIP電話/アプリ電話それぞれの音声通話時間を聞いたところ、1週間の平均通話時間は携帯電話番号からの場合、MNO4社は21.2分、サブブランドは15.4分、MVNOは5.9分。IP電話/アプリ電話からの場合は、MNO4社は19.4分、サブブランドは17.9分、MVNOは13.9分となった。合算するとMNO4社は40.6分、サブブランドは33.3分、MVNOは19.8分となる。

 通話時間の推移(2018年4月〜2024年1月)を見ると、携帯電話番号とIP電話/アプリ電話からの総通話時間は、MNO4社とMVNOでは2019年2月以降減少が続いていたが今回は増加。サブブランドは2021年7月以降、横ばいとなっている。

MM総研 スマートフォンの通話時間(分/週)(2024年1月)
MM総研 通話時間(分/週)の推移

 スマートフォンの1週間あたり利用時間は1215分(20時間15分)で、個別に見るとMNO4社は1280分、サブブランドは1128分、MVNOは1071分となった。用途別では「インターネット検索/情報収集」(218.4分、構成比18.1%)が最も多く、次いで「SNS」(196.4分、同16.2%)、「動画視聴」(183.7分、同15.2%)、「ゲーム」(116.6分、同9.6%)、「メール/メッセージの送受信」(100.4分、同8.3%)、「音楽視聴」(75.5分、同6.2%)、「オンラインショッピング」(61.3分、同5.1%)と続き、上位7用途で78.7%を占めた。

MM総研 スマートフォンの利用時間(分/週)(2024年1月)

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