ICT総研は、11月28日にスマートフォン料金に関するWebアンケート調査の結果を発表した。回収数は4612件で、11月20〜27日に実施している。
キャリアのオンライン専用プランや楽天モバイルの新料金プランが開始された2021年春と比べたスマートフォン料金について聞いたところ「安くなった」が24.0%、「あまり変わらない」が49.0%、「高くなった」が7.0%となった。変わらないという回答者が約半数だが、高くなったという回答より安くなったという回答の方が多くなっている。
契約しているプランを聞いたところ、NTTドコモの「ahamo」と回答した回答者は8.4%となった。6月に500万契約を突破したと発表されたが、NTTドコモの8000万契約超の契約者総数に占める割合は少なく、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」も同様に総契約者数に占める割合は大きくない。今後、オンライン専用プランの契約者数が増加すれば安くなったと実感するユーザーが増えると想定される。
端末代を除いた毎月のスマートフォン料金は「2000円台」が16.7%でトップとなり、「1000円台」が16.1%、「3000円台」が16.0%で、1000〜3000円台が合計48.8%と約半数を占めた。今回の調査での月額料金の平均値は約4700円となっている。
メイン利用のスマートフォンで契約している毎月のデータ通信容量は「2GB以上、3GB未満」が15.6%でトップ。「3GB以上5GB未満」が11.8%、「1GB未満」が10.8%、「10GB以上20GB未満」が10.8%、「使い放題」が7.7%となる。ただしデータ通信容量が段階性で設定されているプランも多いため、参考データとしている。
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