自撮り強化のHuawei「nova 12 Ultra」は高級バッグのような仕上げが美しい:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2024年03月28日 12時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 Huaweiのスマートフォンの存在感が復活しています。2023年8月に中国でリリースした「Mate 60」シリーズは久々の自社開発プロセッサを搭載して5Gにも対応。中国国内でiPhoneを超える人気といわれています。その勢いは年末になっても衰えず、2023年12月には「nova 12」シリーズが発売されました。最上位モデルの「nova 12 Ultra」は衛星通信にも対応する5Gモデルです。

Huawei nova 12 Ultra Huaweiの自撮り強化モデル「nova 12 Ultra」

 nova 12シリーズは他にも「nova 12 Pro」「nova 12」と合計3モデルがあります。nova 12 Ultraとnova 12 Proは基本スペックは同等、nova 12 Ultraは中国の天通衛星通信を使ったメッセージや通話に対応するとのこと。インカメラもデュアル仕上げなのが特徴で、5000万画素のアウトカメラよりも高画素の6000万画素を搭載しています。なおディスプレイサイズは6.76型、1224×2776ピクセルです。

Huawei nova 12 Ultra 衛星通信対応、デュアルインカメラを搭載

 本体サイズは74.96(幅)×163.14(高さ)×7.68(奥行き)mm、201g。厚みを抑えたことからかバッテリー容量は4600mAhとやや少な目です。とはいえ、100Wの急速充電に対応します。

Huawei nova 12 Ultra 100W充電バッテリーを内蔵している

 nova 12 Ultraには4色のカラバリがありますが、製品名にちなんだ「12号色」と名付けられたブルーのモデルは高級・上質な仕上げです。厚手のヴィーガンレザーに「nova」の製品名をエンボス加工して彫り込んでいます。novaのブランドそのものを大きくアピールした製品になっているのです。なお、中国ではnovaの名前はかなり知られています。

Huawei nova 12 Ultra エンボス加工が高級感を出している

 衛星通信機能は天通衛星通信と北斗衛星通信に対応。北斗の方は搭載モデルが増えており、双方向メッセージングに対応します。アプリから衛星の位置情報なども分かるあたりは使いやすそうです。

Huawei nova 12 Ultra 北斗衛星通信の位置情報も確認できる

 さて、最大の特徴であるデュアルインカメラは、6000万画素の広角と800万画素の超広角を搭載します。他社のデュアルインカメラモデルは片方が深度測定カメラというものもありますが、nova 12 Ultraは集合セルフィーも撮りやすいように超広角カメラも搭載しているのです。

Huawei nova 12 Ultra 撮影用の2つのインカメラを搭載

 実際に自撮りしてみましたが、男性でも違和感のない仕上げになると感じました。今や自撮りカメラでの美顔効果は「いかにも加工」といった仕上げになるものはほとんどありません。

Huawei nova 12 Ultra 自撮りしてみたが仕上げに不自然さはない

 アウトカメラは5000万画素広角と800万画素超広角の2つ。深度測定や望遠を搭載せずある程度割り切っていますが、nova 12 Ultraのターゲットユーザーが自撮りやライブ配信ユーザーということなのでしょう。

Huawei nova 12 Ultra 背面に搭載したデュアルカメラ

 本体の触り心地がよく、デザインセンスも悪くないため、持っていて人に見せたくなる外観のスマートフォンといえます。なお、「nova design collection」として同じデザインのバッグなども販売されるそうです。

 高倍率の望遠撮影をしない限り、nova 12 Ultraのアウトカメラも十分実用的です。インカメラにフォーカスしたnovaシリーズもこのモデルで12世代目ということになりますが、それだけ根強い需要があるということなのでしょう。スマートフォンの背面仕上げはさまざまなアイデアが実用化されていますが、nova 12 Ultraのエンボス加工もいずれ他のメーカーが採用するかもしれません。

Huawei nova 12 Ultra カメラも十分な性能といえる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  2. Apple初の折りたたみ「iPhone Duo」きょう発売 価格、特徴、誰向けか――5分で分かるまとめ (2026年10月23日)
  3. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  4. 若者の間で流行する「ホビ垢」とは? 実はホビーでもホビットでもない、“○○○する自分”が主役のSNSアカウント (2026年10月23日)
  5. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  6. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  7. iPhone Duo発売直後に「転売」が横行 メルカリ・Yahoo!フリマ・ラクマで割高に? (2026年10月23日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  10. 【ニトリ】799円の「スマホクッション」 デコネコのお腹にすっぽり収まる (2026年10月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー