Xiaomi 14 Ultraのメインカメラの妙味は、1型イメージセンサーだけでなく可変絞りと反射防止コーティングにある。
可変絞りは被写界深度の調整に加えて、光芒を出すのにも有効である。Xiaomi 14 Ultraの6枚羽絞りはあえてなのか、12角形を実現する直線で構成されており、少し絞るだけでも光芒が現れ。これは一眼カメラのように表現の幅が広がる。
メインカメラには反射防止コーティングが施されているのも強力に感じた。通常では逆光で表現が難しいようなシーンでも、高透過率レンズの恩恵でフレアの発生が少なく、ハイコントラストな写りとなる。ここまで透明感がある写りをするスマホはガラスモールドレンズを採用した「Xperia PRO-I」以来ではないだろうか。
実にクリアに写るのでハイキーの撮影が楽しい。普段スマホでは露光を変えることなどめったにないが、Xiaomi 14 Ultraはパラメーターをいじるカメラ的楽しみ方ができるし、ハードスペックもそれに十分応えてくれる。
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