米Appleが、6月10日〜14日(太平洋時間)に開催する「WWDC2024」の概要を発表した。WWDCは、ソフトウェアの開発者を対象としたイベント。セッションの模様はAppleのWebサイト、Apple Developerアプリ、Apple TVアプリ、YouTubeで配信する。
WWDC2024はAppleが3月に予告しており、Webサイトでは「未来に急げ。」というメッセージとともに、基調講演の開始日時を案内している。
WWDC24では最新のiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOS、visionOSについて発表する。基調講演は日本時間の6月11日午前2時に始まる。お題は最新ソフトウェアとテクノロジーだ。11日午前5時からは「Platforms State of the Union」と題し、iOS、iPadOS、macOS、tvOS、visionOS、watchOSに関する最新の進化、開発者向けの新しいツールなどを解説する。
他にも、100以上の技術セッションや、Apple Parkへの訪問を通じてクリエイターを支援、育成する「Swift Student Challenge」、優れたアプリとゲームを表彰する「Apple Design Awards」などのプログラムがある。
Appleは1日のハイライトやアクティビティの模様を「Today@WWDC」として、毎朝メールで送信する。WWDC24の最新情報を入手するには、Apple Developerアプリの通知設定をオンにする必要がある。
競合他社は自社製品に生成AIを実装しており、ここ数年で各社の競争に拍車がかかっている。既にGoogleが「Gemini」、Microsoftが「Copilot」を提供しており、Appleがこの波に乗るのか、はたまたAppleらしい打ち手を講じるのかが注目の的となっている。
【更新:5月29日16時53分】Apple Newsroomの内容をもとに、プログラムの追記を行いました
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