Huaweiの新ハイエンドスマホ「Pura 70 Ultra」を試す 制裁下でこの性能は“魔法を使っている”と思わせるほど(2/4 ページ)

» 2024年06月02日 11時00分 公開
[佐藤颯ITmedia]

制裁下でも今期トップクラスのカメラ性能 Huaweiスマホのカメラは期待を裏切らない

 Pura 70 Ultraでも高いカメラ性能は健在だ。メインカメラに5000万画素のものを採用し、特許取得済みの可変絞り機構も備えている。これに加えて4000万画素の超広角カメラ、5000万画素の3.5倍望遠カメラを搭載している。

 メインカメラには1型のイメージセンサーを採用。ついにHuaweiも1型センサーを採用したかと思えば、感慨深いものがある。メインカメラのレンズは沈胴式の設計にすることで本体の厚みを抑えることにも成功した。

Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra メインカメラはギア式のギミックによってせり出す機構を備えながらも、IP68防水に対応する。1枚目は通常時、2枚目がカメラ起動時だ

 手ブレ補正にはiPhone 15 Proと同様のセンサーシフト方式を採用。高度なAI処理を駆使して時速300kmで走行する車両すらも捉えることができるという。ちなみにこの補正はメインカメラの他、望遠カメラでも利用できる。

 望遠カメラは5000万画素のペリスコープ方式。レンズはF2.1と明るく最短撮影距離は5センチという驚異的な数字だ。超広角から換算で200倍の望遠域をサポートする。マクロモードでは最大35倍までズームしてのテレマクロ撮影が可能だ。

 独自の画像処理技術として「Huawei image XMAGE」も採用している。ライカとの提携が終了したHuaweiにおいて、技術革新、撮影体験の革新を目的に新たな画像処理技術のブランディングとして展開するものだ。

Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra

 Pura 70 Ultraの写りを見て感じるのは、HDR補正が大きく入り、白飛びがかなり抑えられている。いわゆるAI補正重視の機種となるため、撮影時のプレビューと撮影後の写真では異なる描写となることが多く、体感的にはPixelシリーズなどに近い。

 売りの動体撮影機能は時速280kmで走行する新幹線から撮影した車窓でテスト。実際に撮影すると、高速走行している割には背景と手前の車両無線用のアンテナが同時に描画できるという驚異的な補正を見せつけた。人物やペットでもしっかり補正するため、不規則な動きをする子どもなどを捉える際に役立つ。

Pura 70 Ultra 線路脇のアンテナすら捉える驚異的な補正だ
Pura 70 Ultra 一般的な車窓の風景を撮影するならローリングシャッター現象を感じさせない
Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra

 13mm相当の超広角カメラもきれいに残せる。このカメラが強化される仕様は同社ではフラグシップのみなので、上位モデルであることを実感できる

Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra
Pura 70 Ultra

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