ChatGPTを外国語の翻訳にだけ使うのはもったいない もっと役立たせる4つのアプローチChatGPT使いこなし術(4/4 ページ)

» 2024年06月12日 10時15分 公開
[井上晃ITmedia]
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(4)書いた文の添削をしてもらう

 自分でゼロベースで英文を書けるという人は、自身で書いた英文について、上記のようなアプローチをしてみるのも手だ。

 例えば、次のような文章を書いてみて、ChatGPTに添削してもらうとする。

「This morning, I took a walk in the park for looking Japanese apricot blossom. There was a sweet scent all over the place. And in the noon, I went to a cafe to write an article. Then, I ordered a cup of coffee, but that was more sweet than I thought. 」

 ChatGPTには、「次の英文を添削し、添削した箇所を箇条書きにしてください。また、その理由も教えてください。“○○○”」と指示をした。これで、誤りを指摘した上で、より適切な文章に修正したテキストを出力してくれる。具体的な修正内容は以下の画像にある通りだ。

photo 添削してもらう場合には、添削箇所を明示して理由を教えてもらうのがおすすめだ

 さらに必要があれば、よりシンプルな表現に整えたり、文語的表現に書き換えたりしてみるのも良いかもしれない。こうした添削にChatGPTを利用してみるのも良いだろう。

 なお、ChatGPTで出力した文章が100%正しいとは限らない。本稿で紹介したような手順を使うことで、何も考えずに使うよりは翻訳の精度を高められるだろうが、内容の正誤については、おのおので確認する必要があることを留意しつつ、こうしたアプローチを試みてほしい。

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