どれを選ぶ? 3万〜5万円台「Redmi Note 13 Pro+ 5G」「OPPO Reno11 A」「moto g64 5G」のスペックを比較する

» 2024年07月17日 17時28分 公開
[山本竜也ITmedia]
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 近年、スマートフォンの高性能化に伴い、デジタルカメラに匹敵するカメラ性能やAI機能をアピールする機種が増えてきました。しかし、性能向上に比例して価格も上昇し、以前はスマートフォンの価格が10万円を超えるかどうかが大きな話題となっていましたが、今では20万円を超える機種も珍しくありません。

 とはいえ、全てのユーザーがこうしたハイエンドモデルを求めているわけではありません。そもそも10万円を超えるスマートフォンを気軽に購入できるユーザーは全体から見ればごく少数でしょう。そのためか、最近では比較的低価格なミッドレンジモデルに人気が集まっています。メーカー各社も続々とミッドレンジスマートフォンを投入しており、ハイエンド以上の激戦区となっています。

 そこで本記事では、最近発売されたミッドレンジスマートフォン「Redmi Note 13 Pro+ 5G」「OPPO Reno11 A」「moto g64 5G」のスペックを比較しつつ、現在のミッドレンジスマートフォンの特徴を紹介したいと思います。

Redmi Note 13 Pro+ 5G Xiaomiの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」
OPPO Reno11 A OPPOの「OPPO Reno11 A」
moto g64 5G モトローラの「moto g64 5G」
ミッドレンジスマホ 左からRedmi Note 13 Pro+ 5G、OPPO Reno11 A、moto g64 5G

画面サイズは同等、本体サイズも横並び

 まず画面サイズですが、3機種の中ではOPPO Reno11 Aが6.7型で最大。これにRedmi Note 13 Pro+ 5Gの6.67型、moto g64 5Gの6.5型が続きます。その差は最大でもわずかに0.2型で、ミッドレンジでも大画面が求められている結果なのでしょう。

 そのディスプレイは、moto g64 5Gのみ液晶で、Redmi Note 13 Pro+ 5GとOPPO Reno11 Aは有機EL。特にRedmi Note 13 Pro+ 5Gは、ピーク輝度1800ニトにDolby Vison対応など、ワンランク上の性能を持っている印象です。

Redmi Note 13 Pro+ 5G Redmi Note 13 Pro+ 5Gは6.67型の有機ELを採用。側面が湾曲したエッジディスプレイになっている

 ディスプレイサイズがほぼ同じなので、本体サイズも大きくは変わりません。フットプリントではOPPO Reno11 Aが若干大きいですが、厚みは最薄となっています。

ミッドレンジスマホ ディスプレイと本体サイズの比較

カメラは、画素数や光学式手ブレ補正対応に差があり

 スマートフォンの機能として、重視している人が多そうなカメラに関しても比較してみます。Redmi Note 13 Pro+ 5GとOPPO Reno11 Aは、メイン+超広角+マクロの3眼構成。moto g64 5Gのみメイン+マクロの2眼構成です。

moto g64 5G moto g64 5Gは5000万画素+マクロ200万画素の2眼構成

 エントリーやミッドレンジのスマートフォンにはマクロカメラが採用されていることが多いですが、正直なところ、スペック上のカメラ数を増やしたいために追加しているだけという気もします。料理の写真を取りやすいという意見もありそうですが、高画質なメインカメラで撮影した方が、よりきれいに写せるでしょう。

 そのメインカメラに関しては、ディスプレイに引き続きRedmi Note 13 Pro+ 5Gが2億画素を頭1つ抜けています。画素数が多ければきれいな写真が撮れるわけでもありませんが、最大16個のピクセルを1つのピクセルとして扱える16-in-1ピクセルビニングにより、取り込む光量を増やせるので、暗所での撮影にも強そうです。

 なお、OPPO Reno11 Aのみ光学式手ブレ補正(OIS)には対応していません。その代わり、インカメラに関しては、OPPO Reno11 Aが3200万画素と最も高画素です。

ミッドレンジスマホ カメラ仕様の比較

プロセッサは3機種ともMediaTekを採用

 スマートフォンのSoCといえば、QualcommのSnapdragonがメジャーですが、今回紹介している3機種はいずれもMediaTekのDimensityシリーズを採用しています。それだけMediaTekがコストパフォーマンスに優れているということでしょう。

 なお、同じDimensityシリーズとはいっても、性能は異なります。全て8コアですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは最大2.8GHz、OPPO Reno11 Aは最大2.6GHz、moto g64 5Gは最大2.5GHz。

 メモリは8GBの横並びで、Redmi Note 13 Pro+ 5Gのみ12GBモデルの設定もあります。ストレージはRedmi Note 13 Pro+ 5Gが256GBと512GB。OPPO Reno11 Aとmoto g64 5Gは128GBですが、どちらもmiroSDメモリカードを利用可能です。

ミッドレンジスマホ プロセッサの比較

防水、生体認証、バッテリー容量、価格の違いは?

 その他、主な仕様としては、いずれもおサイフケータイ対応で、指紋認証と顔認証を利用可能。ただ、有機ELではないmoto g64 5Gのみ指紋センサーは側面に配置されています。防水防塵はRedmi Note 13 Pro+ 5GがIP68、OPPO Reno11 AはIP65。moto g64 5GはIP52で、若干低めです。

 バッテリー容量は3機種とも5000mAhで横並び。いずれも各社独自の急速充電に対応していますが、Redmi Note 13 Pro+ 5G以外は対応充電器が別売りです。

 ここまで見てきて、全体的にRedmi Note 13 Pro+ 5Gが高スペックで、moto g64 5Gがやや低スペックですが、それは価格にも反映されています。Redmi Note 13 Pro+ 5Gは8GB+256GBが5万9800円と5万円超え。OPPO Reno11 Aが4万8800円、moto g64 5Gが3万4800円。

 Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、ミッドレンジの中でもそこまで高いというわけではありませんが、OPPO Reno11 Aやmoto g64 5Gと比べると、やや割高感は出てきます。一方で、OPPO Reno11 Aとmoto g64 5Gは、より低価格で必要十分な性能を実現しており、コストパフォーマンスを重視するユーザーにはおすすめです。

ミッドレンジスマホ 3機種の主なスペックまとめ

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