楽天モバイルが個人向けプランの「留守番電話」「割込通話」を有料化 12月利用分から

» 2024年07月17日 19時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 楽天モバイルは7月17日、キャリア(MNO)サービスの個人向けプランにおける「留守番電話サービス」「割込通話サービス」の無料提供を11月30日をもって終了することを告知した。12月1日以降、両サービスは有料提供される。月額料金は留守番電話サービスが330円、割込通話サービスが220円だ。

 このことに伴い、既存ユーザーは8月9日から順次、両サービスの自動解除が行われる(詳細は後述)。

楽天モバイルが一部サービスを有料化 楽天モバイルが「留守番電話サービス」と「割込通話サービス」の無償提供を終了する

有償化対象は「個人向け」のみ

 留守番電話サービスと割込通話サービスの有料化の対象となるのは、個人向け料金プランである「Rakuten最強プラン」と「Apple Watch ファミリー共有」の2プランだ。

 法人向けの「音声+データプラン」については、両オプションを引き続き無料で利用できる。

法人向け 法人向けの「音声+データプラン」については、引き続き留守番電話(と転送電話)を無料で利用できる

既存契約者の取り扱い

 現在、楽天モバイルの個人向けプランには留守番電話サービスと割込通話サービスが自動付帯している。12月1日から両サービスが有料化されることに伴い、個人向けプランの既存契約者は以下のように扱われる。

8月8日までに新規契約したユーザー

 8月9日から11月30日までを「移行期間」と位置付けられ、両サービスの利用設定(契約)が順次、自動的に解除される。利用設定が自動解除されると、センター保管している伝言メッセージも削除されるので、事前に聞いておきたいメッセージは早めに聞いておくことをお勧めする。

 自動解除が完了すると、楽天モバイルから利用設定解除済みのメールが送付される。両サービスを継続利用したい場合は、利用解除後に「my 楽天モバイル」(契約者向けWebサイト/アプリ)から改めてサービスを申し込む必要がある。移行期間中は無料で利用可能だ。

扱い 8月8日までに個人向けプランを契約したユーザーは、8月9日から順次、留守番電話/割込通話の利用設定が自動的に解除される。サービスの継続利用を希望する場合は、利用解除後に「my 楽天モバイル」から改めて利用を申し込む必要がある(移行期間中は無料で提供)

8月9日以降に新規契約したユーザー

 留守番電話サービスや割込通話サービスの利用を希望する場合は申し込みが必須となる。回線の新規契約と同時に申し込める他、後からmy 楽天モバイルで追加することも可能だ。

 なお、この場合も移行期間内(11月30日)は無料で利用できる。

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2025年12月06日 更新
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