iPhoneでライカっぽい写真を撮れる! Leicaの純正カメラアプリ「Leica LUX」を試す荻窪圭のiPhoneカメラ講座(3/5 ページ)

» 2024年08月06日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

標準カメラアプリ的に使える「Pモード」

 では使ってみよう。

 Leica LUXには「Pモード(フォトモード)」と「Aモード(アパーチャーモード)」がある。Pモードは標準カメラアプリの「写真」モード、Aモードは前後をぼかした写真を撮れるので「ポートレートモード」と同じと思えばいい。

 Pモードで選べる焦点距離は……もちろん、iPhoneの機種によって異なるけれども、iPhone 15 Pro Maxの場合は「13mm」「24mm」「48mm」「120mm」の4種類から選べる。それぞれ、標準カメラアプリでいう「0.5x」「1x」「2x」「5x」に相当する。さらに「FRONT CAMERA(インカメラ)」が加わって、最大5つだ。

 ちなみに、Leica LUXでは細かいデジタルズームはできない

カメラUI 4つの焦点距離+インカメラから選べる。ズーム倍率ではなく焦点距離で表記するところが、本格派カメラっぽい

 その隣にあるのが露出補正。露出補正の下にあるのは「グリッド表示」のオン/オフ。そして上にあるのが「ルック」。

 撮るときはルックをタップして、どのルックで撮るのかを選んで撮るべし。

いつものタンク 48mmで「BW High Contorast」で撮った給水タンクと電線。Leica LUXの白黒は、印象的ないいコントラストの絵になるのでつい使いがち(このルックは無料版でも利用可能)

 今回はLUX Proにしてあるので、ルックとして「Classic」「Contemporary」「Eternal」なんかも選べる。

 このときINFOボタンを押すと、ルックによっては簡単な解説が出る(英語だけど)。

ルックを選ぶ図 ルックを選んでいるの図。右上にあるINFOボタンを押すと、簡単な解説が表示される

 また、メインメニューから「Leica Looks」をタップすると、特徴的なLeica Looksについて詳細な解説を見ることができる(英語だけど)。

ルックについて ルックについて詳しく知りたい人は「Leica Looks」を見るべし。タップすると、作例と共に詳細が解説される(英語だけど)

 中でもEternalのルックなんか、夜に使うと何てことないシーンがやたらカッコよくなるのでお勧めしたい。

夜の団地 Eternalを使って撮影した夜の団地とその砂場。黒がぎゅっと締まって照明の色もくっきり出て肉眼で見るよりカッコよく撮れた

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