プログラミング素人でも試せる! ChatGPTでHTMLのオリジナルWebアプリを作成する方法ChatGPT使いこなし術(1/2 ページ)

» 2024年09月11日 15時26分 公開
[井上晃ITmedia]

 ChatGPTを使ってプログラミングやコーディングが簡単に行える──とは耳にするものの、普段からプログラミングを使う生活をしていなければ、その恩恵を感じづらいもの。

 そこで、プログラミング素人でも簡単に利用できる例として、Webデザインで使われるマークアップ言語「HTML」で書かれたファイル(.html)を出力し、オリジナルWebアプリのようなものを個人で使う方法を提案したい。

BMIを計算するWebアプリを作成してみよう

 今回は、ChatGPTを使って体重と身長からBMIの値を算出するWebアプリを作成してみよう。ChatGPTに対して「体重と身長からBMIを計算するWebアプリをHTMLを使って作成してください。」と指示する。

photo 「GPT-3.5」を使って「体重と身長からBMIを計算するWebアプリをHTMLを使って作成してください。」と指示した場合の出力例。右上にある「コードをコピーする」をクリックしよう
photo ちなみに、出力の末尾には「このHTMLファイルを作成し、ブラウザで開くと、体重と身長を入力できるフォームが表示されます。それぞれの値を入力し、"Calculate"ボタンをクリックすると、BMIが計算され、その結果が表示されます。」のように使い方についても解説されている

 コピーしたコードをテキストエディタなどにペーストし、ひとまずプレーンテキスト(.txt)としてデスクトップなどの分かりやすい場所に保存しよう。その後、保存したファイルの拡張子を」.html」に変換する。

photo 例えば、Macの場合、コピーしたコードを「テキストエディット」にペーストし、「command+option+T)を同時押下して、「.txt」に変換してから保存操作を実行する
photo デスクトップに保存したファイルの拡張子を「.txt」から「.html」に変更。アラートが表示されたら「“.html”を使用」を選択しよう

 後は作成したHTMLファイルをブラウザアプリで開いた新規タブに対してドラッグ&ドロップすればOKだ。

photo 「Safari」で開いた新規タブに、HTMLファイルをドラッグ&ドロップする
photo ChatGPTで作成したコードがWebアプリとして表示された
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2025年12月07日 更新
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