「iOS 18.3」リリース 「計算機」の便利機能復活や多数の脆弱性対処

» 2025年01月28日 07時15分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Appleは1月27日(現地時間)、iPhone向けの最新OS「iOS 18.3」の配信を開始した。このアップデートには、複数の修正や強化が含まれる。セキュリティ関連の脆弱性にも対処している。

 アップデートは「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から行える。

 ios 1

 このアップデートで、iOS 18へのアップデートの際に削除されてしまった「計算機」アプリでの等号ボタン(=)による操作の繰り返し機能が復活した。

 ios 2 計算機アプリで「=」をタップすると、計算を繰り返せる

 この他、タイプ入力で「Siri」にリクエストを送信しようとするとキーボードが表示されないことがある問題や、「Apple Music」アプリを終了した後も曲が終了するまでオーディオ再生が継続される問題が修正された。

 なお、このアップデートで「Apple Intelligence」の複数の機能変更と新機能追加も行われるが、Apple Intelligenceは現在、日本ではまだシステムの言語を英語に設定しないと利用できない。

 Apple Intelligenceの新機能としては、「iPhone 16」シリーズの「Visual Intelligence」で、ポスターやチラシをカメラで映すことでカレンダーにイベントの日時を追加できるようになり、より広範囲の植物や動物を識別できるようになった。

 また、これまでApple Intelligenceは初期設定ではオフだったがこれがオプトアウト(オフにするには設定変更が必要)になった。

 セキュリティ関連では、31件の脆弱性に対処した。この中で「CVE-2025-24085」は、「悪意のあるアプリケーションが権限を昇格できる可能性がある。この問題がiOS 17.2より前のバージョンのiOSに対して積極的に悪用された可能性があるという報告をAppleは認識している」という。

 Appleは同日、iPadOS 18.3、macOS Sequoia 15.3、watchOS 11.3、visionOS 2.3、tvOS 18.3もリリースしており、これらのOSでも脆弱性が修正されている。

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