カーシェア各社はマイナ免許証が利用できない理由について特に言及していないが、カーシェアに加えてレンタカー事業も手掛けるタイムズモビリティは、タイムズカーレンタルのWebサイト上で「対応ができるよう進めているが、当該免許証(マイナ免許証)に対応するソフトウェアやハードウェアの発売が未定のため」としています。カーシェア各社も同様のケースが予想されます。
【追記:2025年3月7日午後2時34分 記事初出時、マイナ免許証が利用できない理由について、レンタカー事業を手掛ける「タイムズカーレンタル」の見解をカーシェア事業の見解として掲載しておりました。訂正してお詫びいたします。】
多くのカーシェアサービスは会員登録時や免許更新時にスマホアプリで運転免許証を撮影してアップロードする作業がありますが、マイナ免許証は券面に運転免許に関する記載がされないため、同様の登録方法は利用できない可能性があります。
また、運転免許証のICチップを車の施錠解錠に利用しているサービスはシステムの改修も必要になりそうです。
マイナ免許証のメリットは多々ありますが、カーシェアリングをよく利用する方は、マイナ免許証に一本化するのは様子を見たほうがよさそうです。
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