vivo「Y300」は、格安に見えないデザインの5G“入門”スマホ:山根康宏の海外モバイル探訪記(1/2 ページ)

» 2025年03月10日 13時23分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 日本市場に未参入ながら、世界シェアの上位グループに位置するvivoは、“謎のスマホメーカー”とそのうち日本でも呼ばれるようになるかもしれません。本連載でも高性能カメラ搭載の「X」シリーズや、ゲーミングモデルの「iQOO」シリーズをこれまで紹介しています。

→・vivo「X100 Pro」のカメラは100倍ズーム対応 実用的なレベルなのか?

→・BMWコラボモデルもある、vivoのゲーミングスマホ「iQOO 13」

 しかし、vivoが世界シェア上位に食い込んでいるのは中国市場で売れまくっているからであり、その中でも低価格モデルを中心として展開している「Y」シリーズの人気が高いのです。このYシリーズはXiaomiで言えば「Redmi」、OPPOで言えば「Aシリーズ」に相当します。

photo vivoのYシリーズ最新モデル「Y300」

 2024年末時点の最新モデルは「Y300」です。以前は2桁型番でしたが、Y90番台の後にY100、その後継としてY200、そしてY300と、インフレ的にモデル型番が上がっています。

 Y300は2025年上半期向けのエントリーシリーズであり、先に上位モデルの「Y300 Pro」が登場し、その後に普及モデルとして今回紹介するY300が登場しました。なお、Y2桁数字モデルもまだ現役で「Y37」などが出ているのですが、vivoはとにかくエントリーからミドルレンジモデルの製品数が多く、どのような戦略で製品を出しているのかは把握しきれません。

photo エントリー機に位置する製品だ

 Y300の主なスペックは、プロセッサがMediaTekのDimensiy 6300、ディスプレイは6.77型(2392×1080ピクセル)、アウトカメラは広角5000万画素と200万画素の深度センサー、インカメラは800万画素を搭載します。中国での販売価格は8GB+256GBの構成で1299元(約2万8000円)からです。

photo vivoの出荷台数を支えるモデルだ

 価格は安いのですが、本体の仕上げは美しく、パッと見て低価格機とは思えません。グリーンのモデルは山に生える木々をイメージさせてくれます。ちなみにグローバルにも「Y300」というモデルが出ているのですが、性能などは全く異なるモデルです。vivoは地域ごとに性能を変えた製品を出しているのですが、型番が同じため、たまに混同してしまいます。前モデルの「Y200」は中国、インド、グローバルと3つの異なるモデルがありました。

photo 高価格モデルと思える美しい仕上げ

 本体サイズは約163.6(幅)×75.58(奥行き)で、厚みは緑が約8.53mm、黒が約8.39mmです。重さはいずれも約185gです。バッテリーは6500mAhと高容量で、1日の利用では十分持続します。44Wの急速充電にも対応します。

photo 6500mAhバッテリーを内蔵
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