世界スマートウォッチ出荷、前年比7%減 Appleは首位維持も19%減──Counterpoint調べ

» 2025年03月12日 09時33分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Reserachは3月10日、2024年のグローバルスマートウォッチ市場に関する調査結果を報告した。前年比7%減で、同社の調査では初の減少となった。

 この落ち込みは主に、景気減速により新モデルへの買い替えが減少し、特に米Appleの「Apple Watch」の出荷が減少したことによるとCounterpointは分析する。

 また、インドでは、低価格帯の製品の買い替えサイクルが遅くなり、初めて購入するユーザーの満足度が低く、需要が減退したという。

 メーカー別では、Appleが首位を維持したが、出荷台数は19%減、シェアは3ポイント減だった。2位のHuawei、4位のXiaomi、5位のImooの中国勢はそれぞれ出荷台数を伸ばし、2024年第4四半期の地域別シェアでは、中国が初めて最大となった。Xiaomiは2024年に最も急速に出荷台数を伸ばし、メーカー別で初めてランク入りした。

 counterpoint 1 モデル別スマートウォッチの世界市場推移(画像:Counterpoint Research)
 counterpoint 2 地域別シェア。日本は「AP ex CN,IN」に含まれる(画像:Counterpoint Research)

 Appleの業績について、Counterpointは「S10シリーズの発売にもかかわらず、Apple Watchは10周年を迎えて勢いが衰えた。落ち込みの最大の要因は、北米で「Ultra 3」が発売されず、S10ラインアップに機能アップグレードがほとんどなかったため、消費者が購入を控えたことだ。さらに、特許紛争により、上半期の出荷が制限された。既存のApple Watch SEラインアップの減速と新しいSEモデルの不足も、落ち込みの一因となった」と分析する。Apple Watchのハイエンド、Ultraシリーズの新モデルは、今秋に発売されるのでは、という噂がある。

 グローバルスマートウォッチ市場の見通しについては、「ゆっくりと回復し、2025年には1桁の成長率を記録する」としている。

【訂正:2025年3月12日午後1時00分 タイトルに誤りがあったため修正しました。】



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月24日 更新
  1. ソフトバンク史上初の「10万件純減」――KDDIと共に「数より質」の経営にシフト (2026年02月22日)
  2. 米Orbic、日本市場から事実上の撤退か オービックとの商標訴訟に敗訴、日本法人から情報発信なし【更新】 (2026年02月22日)
  3. 5.3型の小型スマホ「Mode 1 Pocket」を試す 唯一無二のサイズ感、サブ機での運用が最適か (2026年02月23日)
  4. ガストで人を介さず「テーブル決済」、食い逃げ対策はあるのか? すかいらーくに聞いた安心の仕組み (2026年02月21日)
  5. 「Pixel 10a」は何が進化した? 「Pixel 9a」「Pixel 10」とスペックを比較 “aシリーズ初”の機能も (2026年02月19日)
  6. ガストの「テーブル決済」をPayPayで試してみた 便利だけど思わぬワナも (2024年04月14日)
  7. 【ワークマン】1280円の「アーバンマルチストレージサコッシュ」 ミニポーチになる取り外し可能な収納ポケット付き (2026年02月23日)
  8. 着脱は“カチッ”と一瞬 Apple Watch Ultraを格上げするAulumuのマグネット式ナイロンバンド「C03」が快適 (2026年02月16日)
  9. 【ワークマン】1500円の「Wジョイントスクエアサコッシュ」 独立した2気室構造&前面メッシュポケットで収納 (2026年02月19日)
  10. ソフトバンクが「iPhone 16e」「Galaxy S25/S25 Ultra」を価格改定 月1円から (2026年02月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年