最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?
今回はダイソーにおいて110円で販売されている「アイフォーン+マイクロB充電通信ケーブル」を試す。一体どのようなケーブルなのだろうか……?
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
なお、本製品はAppleの「MFi認証」を取得製品ではありません。想定通りの利用ができるとは限らないことに注意ください。
パッケージは簡単なポリプロピレン袋で、中には結束されたケーブルが入っている。
製品名の通り、ケーブルは片面を上にして差すと「Lightning」、下にして差すとUSB 2.0 Micro-Bで接続できる仕様だ。実際にLightning端子を備える「iPhone 13」を接続して試したところ、約2GBのデータをiPhone 13に転送するのに2分半かかった。単純計算でデータ通信速度は約100Mbpsといったところである。
給電能力についても検証したが、バッテリー残量57%のiPhone 13を72%まで充電するのに10分程度かかった。5V/2.4Aでの給電はできていると考えてよさそうだ。
ケーブル長は50cmで、卓上のUSBハブなどから給電やデータ転送を行う程度ならば問題ない長さだ。ケーブルは硬質の塩化ビニールを使用しており、強めにクセを付ければ真っすぐ伸びる。現在もLightning端子やUSB 2.0 Micro-B端子を備えるデバイスを使っているなら、十分に使いやすい。
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