任天堂は、ゲーム機を本当に求めている人の手へ渡るようにするようだ。4月2日22時、「Nintendo Switch 2」を発表した任天堂。モデルが2種類あることに加え、販売方法についても明らかにした。
国内で販売するSwitch 2は「日本語・国内専用」モデルとなり、「国/地域」を「日本」に設定しているニンテンドーアカウントのみと連携でき、対応言語は日本語のみとなっている。
対象のアカウントを持っていない場合、ゲームのダウンロード版を販売する「ニンテンドーeショップ」、オンラインプレイやセーブデータの預かりなどを行う「Nintendo Switch Online」を含むSwitch向けの主要機能を利用できない。
ゲームの状況を複数人で共有できる「ゲームチャット」、ダウンロードソフトをプレイできるデバイスを切り替え可能な「バーチャルゲームカード」も利用できない。
Switch 2には、日本語を含む16言語に対応する「多言語対応」モデルも存在し、価格は日本語・国内専用モデル(4万9980円)より2万円高い6万9980円となっている。両モデルの価格は違えど、付属品は変わらないとしている。
全ての国/地域のニンテンドーアカウントと連携できる点も、日本語・国内専用モデルとの違いだ。
販路も異なり、日本語・国内専用モデルは全国のゲーム取扱店およびマイニンテンドーストアで販売されるのに対し、多言語対応モデルはマイニンテンドーストアでのみ販売される。
では、Switch 2を本当に求めている人は入手しやすいのだろうか? 結論からいえば、応募条件が厳格になっているため、入手困難になる可能性はある。
任天堂は、マイニンテンドーストアで抽選販売を実施する。全国のゲーム取扱店やオンラインショップでは4月24日以降、準備が整い次第、順次予約または抽選の受付を開始する。
マイニンテンドーストアでの抽選販売においては、応募者に対して次の条件を設けた。
ゲーム機は人気のあるモデルほど転売が多く見受けられる。コロナ渦で巣ごもり需要が高まったことに伴い、ゲーム機を買い求める人が増加したことも一因と考えられる。
ゲーム機の抽選販売における応募条件は、転売対策の一環と見られる。人気のあるゲーム機を購入しづらい状況はまだ続きそうだ。
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