米Googleは5月19日(現地時間)、2023年7月に発表し、2024年6月から日本でも利用可能になっているAIアシスタント「NotebookLM」のモバイルアプリをリリースしたと発表した。Android版、iOS版ともに、既にインストール可能だ。
NotebookLMは、ユーザーが選択した情報源だけに基づいて、事実の要約、複雑なアイデアの説明、新しいつながりのブレインストーミングを行うことができる「仮想リサーチアシスタント」とGoogleは定義する。情報源に基づいた概要を男女の音声によるPodcastのようなコンテンツにする「音声概要」機能が4月に日本語に対応したことで、注目を集めた。
NotebookLMを既に使っているGoogleアカウントでアプリにログインすると、そのアカウントで作った「ノートブック」をアプリでも表示でき、「スタジオ」タブで「音声概要」を生成、再生できる。
β版だが、Podcastの会話に割り込んで質問することもできる。筆者が英語の会話に「日本語で話してもらえませんか?」と割り込んだところ、「何か質問されたけど」「間違い電話かな」などと英語で反応したが、日本語は通じないようだった。英語での質問には「いい質問だね」と英語で答えてくれた。
Android版はAndroid 10以降、iOS版はiOS 17以降をサポートする。
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