プロセッサには「Snapdragon 8 Elite」が採用されている。8 Eliteはモバイル向けとしては初めて「Qualcomm Oryon」を搭載したプロセッサで、特にマルチモーダル生成AIをサポートしている点は大きなアドバンテージとなる。同じプロセッサを採用するハイエンドモデルに「REDMAGIC 10 Pro」「Xperia 1 VII」「Galaxy S25」シリーズ(一部カスタマイズ)が挙げられる。
16GBのメモリと512GBのストレージの構成となっており、外部メモリは搭載できない。
「GeekBench 6」でベンチマークテストを行った。GeekBench 6での結果はシングルコアスコアが3056、マルチコアスコアが8661となった。シングルコアスコアとマルチコアスコアともにSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyの「Galaxy S24 Ultra」(2024年)よりも高い。
アウトカメラは広角カメラと望遠カメラがそれぞれ光学式手ブレ補正付きの約5000万画素、超広角カメラが約800万画素という組み合わせのハッセルブラッド監修のトリプル構成だ。インナーディスプレイ用とカバーディスプレイ用のインカメラはそれぞれ約800万画素で、これらを合計すればスマホ1台だけで合計5台のカメラを利用できる。
東京・秋葉原駅前から昼間と夜間の写真を撮影したところ、ハッセルブラッドの監修もあり、手持ちでも気軽にきれいな写真が撮影できた。撮影した画像をただ表示させるのではなく超解像技術を利用し、デジタルズーム域においてもきれいな画質で表示される。高倍率のズーム撮影をもっと試したいと感じさせてくれた。アウトカメラでの作例を以下に掲載する。
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