JAL最高峰のメタルカード「JAL Luxury Card」登場 その美しさに圧倒、豪華特典にも注目(1/2 ページ)

» 2025年08月01日 17時51分 公開
[綿谷禎子,ITmedia]

 日本航空がBlack Card I(ラグジュリーカード)とアプラスと連携し、JAL最高峰のメタルカード「JAL Luxury Card」と「JAL Luxury Card Limited」を発行。2025年8月1日に受付を開始した。

 JAL Luxury Cardの年会費は24万2000円。一方、JAL Luxury Card Limitedは完全招待制の発行枚数が限定されたカードで(枚数は非公表)、年会費59万9500円になる。JALカードにはこれまで富裕層向けのカードは存在しなかったが、これら2枚のカードが登場したことで、JALマイラーがザワザワするのは間違いないだろう。

JAL Luxury Card 「JAL Luxury Card」(左)と「JAL Luxury Card Limited」(右)

JALモチーフの「鶴丸」やJALカラーが美しい

 これら2枚のJAL Luxury Cardを見たとき、何と美しいカードなのだろうと思った。持つと金属の重さがじんわりと手に伝わり、JALブランドの象徴である「鶴丸」が実に繊細な彫刻で表現されている。この彫刻は、日本の伝統工芸である鎌倉彫をモチーフにしているのだという。

JAL Luxury Card 鎌倉彫で表現されたJALブランドの鶴丸

 「彫刻では鶴の羽やボディーの立体感にこだわり、0.1mm単位で加工して、どの角度から見ても美しく映えるように彫りの深さを何度も調整しました。持つだけで品格を感じていただけるものになっていると思います」とラグジュリーカードを提供するBlack Card I 代表取締役の菊地望氏は話す。

 中でもLimitedバージョンの深紅のJALレッドの表現に苦労した。ステンレスの主成分となるクロムやニッケルなどの含有量がロットによって微量に異なることで、酸化反応や膜の構造に違いが出てしまい、同じ色味にするのが難しかったという。

 「素材ごとに化学分析を行い、成膜温度や酸素濃度をミクロン単位で制御することで、JALレッドを表現できるようになりました。実際、1000枚を超える試作カードを作りましたが、納得のいく仕上がりになったものは数十枚程度。Limitedバージョンは発行枚数を限定して提供するカードになりますが、物理的にも大量生産が難しいので、まさに希少価値が高い1枚となっています」(菊地氏)。

持つだけでJALのステイタスが自動付帯する

 これら2枚のJAL Luxury Cardは、カード自体が素晴らしいことはもちろん、付帯する特典やサービスも素晴らしいものになっている。カードを持つだけで、JALのステイタスが得られるのだ。

 JALのマイレージプログラム「JAL MILEAGE BANK(JMB)」では、毎年1月〜12月の12カ月間に積算されたFLY ON ポイントや搭乗回数に応じて、クリスタル、サファイア、プレミア、ダイヤモンドという4段階のステイタスを用意している。FLY ON ポイントはJALグループ便に搭乗したときのフライトマイルをもとに積算される。

JAL Luxury Card FLY ON プログラムのサービスステイタス

 通常であれば30回の搭乗または3万FLY ON ポイントが求められるクリスタルが、JAL Luxury Cardを持つだけで達成。JAL Luxury Card Limitedでは50回の搭乗または5万FLY ON ポイントが必要となるサファイアのステイタスが得られる。しかも毎年5万FLY ON ポイントがもらえるので、自身がためているFLY ON ポイントに加算すれば、さらに上位のプレミアやダイヤモンドを狙うこともできる。

 JALマイラーがステイタスを狙うときには、修行と称して、JAL便への搭乗を繰り返す。それがちょっと嫌な言い方になるが、年会費というお金で解決するのだ。ただ狙うべきはサファイア以上のステイタスになるので、JAL Luxury Card Limitedへの招待を勝ち取るまで、今度はカードの修行が始まることになりそうだが……。

 ステイタスを得ることで、JALグループ便等に搭乗時にボーナスマイル、専用カウンターでのチェックイン、到着空港での優先的な手荷物受取、国内外の空港ラウンジの利用など、さまざまなメリットが得られる。特に羽田空港や成田空港の国際線のサクララウンジは、JAL特製オリジナルビーフカレーやメゾンカイザーのパンなど、こだわりの料理が充実していて人気だ。

 JAL Luxury Cardでは、そんなサクララウンジのクーポンが年間5枚提供され、国内線は同伴者1人無料、国際線はクーポンを利用することで同伴者1人まで利用できる。一方、JAL Luxury Card Limitedはサファイアステイタスと同様に国内線・国際線のサクララウンジを同伴者1人と無料で利用することができる。

コンシェルジュやダイニング優待などLuxury Cardの特典も魅力

 JALのステイタスに加え、Luxury Cardの特典も付帯する。JAL Luxury Cardは「Black Card」相当レベル、JAL Luxury Card Limitedは「Gold Card」相当レベルの特典が付く。

 Luxury Card はMastercardの最上位クラスである「World Elite」に対応。コンシェルジュサービスや空港ラウンジ、ダイニング優待などの特典が得られるのが魅力だ。

 「24時間365日対応のコンシェルジュではすぐにオペレーターにつながり、LINEやメールでも対応が可能です。旅の手配やレストランの予約など、さまざまなニーズに対応します。2人利用で1人無料になるレストラン優待は、人気店舗やすしの名店でも利用可能。会員限定の交流イベントを定期的に開催していて、参加をきっかけにビジネスや趣味の人脈を広げることもできます」(菊地氏)

 日常で気軽に利用できる特典もある。映画や国立美術館の企画展が無料で楽しめる。首都圏を中心に展開する「STREAMER COFFEE」ではドリンクを1杯注文すると、2杯目もしくは同伴者1人のドリンクが無料になる優待なども用意されている。

 これら主な特典をまとめたのが次の表だ。注目したい部分は太字にしたのだが、実に魅力的な特典が付帯していると感じる。

JAL Luxury Card JAL Luxury CardとJAL Luxury Card Limitedの主な特典。詳細は要確認
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