au回線利用者なら、「au PAY ゴールドカード」に入会している人が多いのではないだろうか。その大きな理由の1つが、auの利用料金に対して通常1%のところ、最大10%のPontaポイントを還元してもらえることだ。
この特典が2024年12月にリニューアルされた。また、金融や決済サービスと連携した「auマネ活プラン」がアップデートされ、新たに「ポイントアップリワード」という特典も登場した。これらの変更や新特典の開始によって、au PAY ゴールドカードのメリットはどう変わったのか?
auの対象プランに加入し、その料金をau PAY ゴールドカードで支払うことで、毎月の利用料金の最大10%のPontaポイントが還元される。
対象プランは5G、4G LTE、ケータイ、iPad/タブレットの料金プラン。au PAY ゴールドカードは年会費1万1000円(税込み、以下同)が必要になるものの、月々の料金が1万円以上なら、auの利用料金だけで年会費以上のポイントがたまる。この特典は「auひかり」の利用料金も対象。
この特典が2024年12月にリニューアルされ、「UQ mobile」の利用者も最大10%還元が受けられるようになった。対象プランは「コミコミプラン+」「コミコミプラン」「トクトクプラン」になる。
また、家族カード会員が家族カードを利用してauの利用料金を支払った場合、代表回線と同様に10%還元が得られるが、新たにUQ mobileの利用者も同様の特典が得られるようになった。
au PAY ゴールドカードの家族カードの年会費は1枚目無料。2枚目以降は1枚2200円になる。仮にこれまで夫婦のau料金を1つのau PAY ゴールドカードで決済している人なら、今後は家族カードを作って、それぞれのカードで決済した方が、2人とも10%還元が得られてお得になる。家族カードの支払いは本会員の支払い口座からまとめて引き落とされるので、支払い方法はこれまでと変わらない。
2024年12月には新たに「ポイントアップリワード」というオートチャージ特典が始まった。これは「au PAY 残高」にau PAY ゴールドカードからチャージするときに、一定額を設定してオートチャージをすると、オートチャージ特典として最大5%還元が得られるというもの。
この還元率は下記のようなau PAY ゴールドカードの利用方法に応じて変わる。ポイント還元上限は月1000ポイントなので、5%還元の場合、毎月2万円のオートチャージ金額に対して、1000ポイントが得られる。
なお、これまでのau PAY残高のチャージで1%ポイント還元、auでんきの支払いで2%還元という特典については、ポイントアップリワードに組み込まれる形で終了。また、「都市ガス for au」の支払いで2%還元、「au PAYマーケット」の買い物で2%還元という特典も、2024年12月の利用分をもって終了となった。
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