2025年を代表するスマートフォンは? 「スマホ・オブ・ザ・イヤー2025」結果発表(1/4 ページ)

» 2025年12月29日 10時00分 公開
[井上晃,ITmedia]

 ITmedia Mobileでは、2025年を代表するスマートフォンを決定する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025」を開催しました。2025年1月1日から2025年12月中旬までに発売したスマートフォンからノミネートした主要機種の中から、2025年のベストスマホを決定します。

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025 スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025の結果をいよいよ発表します

 ノミネート数は「ハイエンド部門」と「ミッドレンジ部門」のそれぞれの部門で5機種ずつ。具体的な機種は以下の通りです(アルファベット順)。

ハイエンド部門

  • arrows Alpha
  • Galaxy Z Fold7
  • iPhone 17
  • iPhone Air
  • Xiaomi 15 Ultra
スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025 ハイエンド部門のノミネート機種。左上からarrows Alpha、Galaxy Z Fold7、iPhone 17、iPhone Air、Xiaomi 15 Ultra

ミッドレンジ部門

  • AQUOS sense10
  • CMF Phone 2 Pro
  • Nothing Phone (3a)
  • Pixel 9a
  • Xperia 10 VII
スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025 ミッドレンジ部門のノミネート機種。左上からAQUOS sense10、CMF Phone 2 Pro、Nothing Phone (3a)、Pixel 9a、Xperia 10 VII

 2025年の審査員は、ITmediaなどで活躍し、1年間を通じて携帯電話業界を取材してきた石川温氏、石野純也氏、太田百合子氏、佐藤颯氏、佐野正弘氏、島徹氏、ちえほん氏、山根康宏氏(五十音順)の8人とITmedia Mobile編集部です。審査員は、ハイエンド部門とミッドレンジ部門について、各25点の持ち点を配分して投票します。1位の機種には10点、2位以下の機種には1機種9点を上限として残りの15点を自由に配分できます。

 では、審査員の配点とコメントを紹介していきましょう。

石野氏:ハイエンドはGalaxy Z Fold7がダントツ “ジョブズの息吹”を感じたiPhone Airも9点に

石野純也 石野純也氏

ハイエンド部門

・Galaxy Z Fold7:10点

  • iPhone Air:9点
  • Xiaomi 15 Ultra:3点
  • iPhone 17:2点
  • arrows Alpha:1点

ミッドレンジ部門

・Nothing Phone (3a):10点

  • AQUOS sense10:5点
  • CMF Phone 2 Pro:5点
  • Pixel 9a:5点
  • Xperia 10 VII:0点

 ハイエンドはダントツで「Galaxy Z Fold7」。悩まずに10点にしました。出オチ感すらあります。「iPhone Air」は薄型端末を切り開こうとした意味で、次点に値するとは思いました。Galaxy Z Fold7の10点に対して9点は入れすぎかと思いつつ、僕が点数を入れないと上位に入れないと思い、好きな“推し端末”として9点を入れました。点数的には6〜7点ぐらいかなと思いつつも、配点戦略としてこの点数にしています。iPhone Airは、スティーブ・ジョブズの息吹を久しぶりに感じられたのもよかったですね。一方で、「iPhone 17」はバランスはいいものの、新機軸には乏しいので、低めに抑えました。

 arrows Alphaは当初、もう少し点数をつけようかと思ったのですがですが、ハイエンド部門は価格というよりも、機能面だったり、新しいユースケースだったりの価値を評価したかったので、結果的に1点になってしまいました。

 ミッドレンジは、「AQUOS sense10」に10点を入れたい気持ちもありつつ、去年(2024年)と同じデザインで、カメラもセンサーは変えたとはいえ、センサーサイズが変わっておらず、引っ掛かる部分もありました。絵作りは“なんちゃってライカ感”があったりしていいのですが。いい機種ではあったのですが、もう殿堂入りで別枠にしてもいいのではとの思いもあり、新たな要素が少なかったので少し点数を抑えました。

 一方でこれまでのミッドレンジとは違うアプローチをしていて面白かったのが「Nothing Phone (3a)」で、10点を入れました。Essential SpaceもAIの機能として新しい割に利便性が高く、このクラスの端末で使える点は高く評価しています。「Pixel 9a」も今までと違う差別化をしてきて、パフォーマンスもよかったので5点。Nothing Phone(3a)を評価して、デザイン違いで似たような仕様の「CMF Phone 2 Pro」に配点しないのも自然ではないので、こちらにも5点を入れました。この2機種とAQUOS sense10は、正直甲乙つけがたいと感じています。

 「Xperia 10 VII」は、もう少し“Xperiaらしさ”を出してほしかったかなと思いました

佐野氏:インフレ下で価格が魅力のarrows Alpha、ミドルで個性を出したNothing Phone (3a)を評価

佐野正弘 佐野正弘氏

ハイエンド部門

・arrows Alpha:10点

  • Galaxy Z Fold7:9点
  • iPhone 17:3点
  • Xiaomi 15 Ultra:3点
  • iPhone Air:0点

ミッドレンジ部門

・Nothing Phone (3a):10点

  • AQUOS sense10:6点
  • CMF Phone 2 Pro:3点
  • Pixel 9a:3点
  • Xperia 10 VII:3点

 石野さんとは逆の話になってしまうのですが、Galaxy Z Fold7はいい端末でありつつ、消費者の多くが25万円はちょっと払えないということで10点は配点しませんでした。やっぱりインフレが今年(2025年)のテーマだったと思うので、その中でプライスに重きを置いたarrows Alphaを10点にしています。

 残りをどうするか考えて、iPhoneはバランスのいいiPhone 17の方に3点。カメラ性能に魅力のある「Xiaomi 15 Ultra」に同じく3点を入れました。

 ミッドレンジは、AQUOS sense10はいい端末で、例年通り評価されている端末ではあるものの、マンネリ感が拭えない。もう少しエッジの効いた機種が欲しかったところにNothing Phone (3a)が出てきたので、そちらに10点を入れました。

 最近のミッドレンジには、正直それほど悪い端末がない。残りの3機種についても、性能差はあれど、それぞれいい特徴があるので、バランス良く3点ずつを配点しました。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月01日 更新
  1. 免許証画像が漏れると何が“ヤバい”のか タイムズカーで最大約660万件の個人情報漏えいで考えられる「3つのリスク」 (2026年09月29日)
  2. 「iPhoneのアプリが起動しない」報告相次ぐ 端末再起動やアプリ削除で解決しない理由 (2026年09月29日)
  3. KDDI、楽天モバイルへのローミング状況を公開 9月末から大幅減 10月から新たな枠組み (2026年09月30日)
  4. 「iOS 27.0.1」配信開始、iPhone 18 ProのFace IDやカメラの不具合を解消 「iOS 26.7.1」も (2026年09月29日)
  5. Nothingは経営危機なのか 黒住氏は日本撤退を否定、値上げは「モデルチェンジのタイミング」で (2026年09月29日)
  6. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  7. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  8. ドコモが「iPhone 17e」「iPhone 16」を値上げ 17e(256GB)と16(128GB)は残価も増額 (2026年09月30日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. 「ドコモミリ波イニシアチブ」始動、ミリ波の活用促進やユースケース創出を目指す (2026年09月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー