ITmedia Mobileでは、2025年を代表するスマートフォンを決定する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025」を開催しました。2025年1月1日から2025年12月中旬までに発売したスマートフォンからノミネートした主要機種の中から、2025年のベストスマホを決定します。
ノミネート数は「ハイエンド部門」と「ミッドレンジ部門」のそれぞれの部門で5機種ずつ。具体的な機種は以下の通りです(アルファベット順)。
2025年の審査員は、ITmediaなどで活躍し、1年間を通じて携帯電話業界を取材してきた石川温氏、石野純也氏、太田百合子氏、佐藤颯氏、佐野正弘氏、島徹氏、ちえほん氏、山根康宏氏(五十音順)の8人とITmedia Mobile編集部です。審査員は、ハイエンド部門とミッドレンジ部門について、各25点の持ち点を配分して投票します。1位の機種には10点、2位以下の機種には1機種9点を上限として残りの15点を自由に配分できます。
では、審査員の配点とコメントを紹介していきましょう。
ハイエンド部門
・Galaxy Z Fold7:10点
ミッドレンジ部門
・Nothing Phone (3a):10点
ハイエンドはダントツで「Galaxy Z Fold7」。悩まずに10点にしました。出オチ感すらあります。「iPhone Air」は薄型端末を切り開こうとした意味で、次点に値するとは思いました。Galaxy Z Fold7の10点に対して9点は入れすぎかと思いつつ、僕が点数を入れないと上位に入れないと思い、好きな“推し端末”として9点を入れました。点数的には6〜7点ぐらいかなと思いつつも、配点戦略としてこの点数にしています。iPhone Airは、スティーブ・ジョブズの息吹を久しぶりに感じられたのもよかったですね。一方で、「iPhone 17」はバランスはいいものの、新機軸には乏しいので、低めに抑えました。
arrows Alphaは当初、もう少し点数をつけようかと思ったのですがですが、ハイエンド部門は価格というよりも、機能面だったり、新しいユースケースだったりの価値を評価したかったので、結果的に1点になってしまいました。
ミッドレンジは、「AQUOS sense10」に10点を入れたい気持ちもありつつ、去年(2024年)と同じデザインで、カメラもセンサーは変えたとはいえ、センサーサイズが変わっておらず、引っ掛かる部分もありました。絵作りは“なんちゃってライカ感”があったりしていいのですが。いい機種ではあったのですが、もう殿堂入りで別枠にしてもいいのではとの思いもあり、新たな要素が少なかったので少し点数を抑えました。
一方でこれまでのミッドレンジとは違うアプローチをしていて面白かったのが「Nothing Phone (3a)」で、10点を入れました。Essential SpaceもAIの機能として新しい割に利便性が高く、このクラスの端末で使える点は高く評価しています。「Pixel 9a」も今までと違う差別化をしてきて、パフォーマンスもよかったので5点。Nothing Phone(3a)を評価して、デザイン違いで似たような仕様の「CMF Phone 2 Pro」に配点しないのも自然ではないので、こちらにも5点を入れました。この2機種とAQUOS sense10は、正直甲乙つけがたいと感じています。
「Xperia 10 VII」は、もう少し“Xperiaらしさ”を出してほしかったかなと思いました
ハイエンド部門
・arrows Alpha:10点
ミッドレンジ部門
・Nothing Phone (3a):10点
石野さんとは逆の話になってしまうのですが、Galaxy Z Fold7はいい端末でありつつ、消費者の多くが25万円はちょっと払えないということで10点は配点しませんでした。やっぱりインフレが今年(2025年)のテーマだったと思うので、その中でプライスに重きを置いたarrows Alphaを10点にしています。
残りをどうするか考えて、iPhoneはバランスのいいiPhone 17の方に3点。カメラ性能に魅力のある「Xiaomi 15 Ultra」に同じく3点を入れました。
ミッドレンジは、AQUOS sense10はいい端末で、例年通り評価されている端末ではあるものの、マンネリ感が拭えない。もう少しエッジの効いた機種が欲しかったところにNothing Phone (3a)が出てきたので、そちらに10点を入れました。
最近のミッドレンジには、正直それほど悪い端末がない。残りの3機種についても、性能差はあれど、それぞれいい特徴があるので、バランス良く3点ずつを配点しました。
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