サムスン電子ジャパンは、完全ワイヤレスイヤフォンGalaxy Budsシリーズの新たなエントリーモデル「Samsung Galaxy Buds3 FE」を9月19日に発売する。4日からオンラインショップや家電量販店、楽天市場店などで予約を順次受け付ける。
FEは「Fan Edition」の略で、上位モデルの特徴を取り入れつつ、より幅広いユーザーが手に取りやすい価格帯に設定されたシリーズ。Galaxy Buds3 FEは、イヤフォンに柱が付属したようなブレードデザインを採用し、Galaxy AIを活用できる点が大きな売りだ。カラーはブラックとグレーの2色のみとなっている。
韓国Samsung Electronicsは8月18日(現地時間)がグローバル向けに発表していたものが日本国内でも発売されることが決定した形だ。米国での販売価格は149.99ドル(約2万2000円)となっているが、日本向けモデルの価格は未定だ。
アクティブノイズキャンセリングや通話品質の向上、長時間駆動バッテリー、装着感の改善など、多方面で進化を遂げた。従来モデル「Samsung Galaxy Buds FE」と比べて大型化したスピーカーにより、低音から高音まで幅広いレンジを再生できる。Crystal-Clear Call技術は騒がしい環境でもユーザーの声を明瞭に拾い、マイク配置の最適化とあわせて通話品質を高めている。
耳元の柱のような部分はブレードという部分で、ここを指でつまんで再生や停止を切り替えたり、スワイプで音量を調節できる。クレードルのボタンを使えばGalaxyデバイス間の切り替えも容易で、オートスイッチ機能によりスマートフォンやタブレット、スマートウォッチ間の接続も自動で切り替わる。
音声操作にも対応し、Geminiを通じてプレイリスト再生や翻訳などをハンズフリーで実行できる。自然な会話形式で予定やメールの確認も可能で、Galaxy AI通訳機能と組み合わせれば外国語講義や多言語での会話もサポートする。
Samsungは、手頃な価格で信頼できる性能とスタイリッシュさを兼ね備えた本モデルを通じ、より多くのユーザーをGalaxyエコシステムに取り込む狙いだ。
Samsung、「Galaxy Buds3 FE」発表 ANC・AI連携搭載で149.99ドル
「Galaxy Buds3」「Galaxy Buds3 Pro」発表 防水に対応し、スマホの画面を見ずに翻訳も
約1.3万円でノイキャン搭載 ワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds FE」10月19日発売
キャンドゥで660円の「ワイヤレスイヤホン黒」はそこそこの音質 バッテリー駆動時間も良好
2200円の「コンパクトワイヤレスイヤホン」、遅延低減のゲームモードも搭載【3COINS】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.