小型スマホを強化するvivoから「X200 FE」が登場山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2025年10月12日 10時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 ディスプレイサイズが6型以下となる小型スマートフォンはもはや絶滅状態ですが、海外ではむしろ大型モデルの方が好まれるため、6型台前半でも「小型サイズ」と認識されています。

 vivoがアジアなどグローバル市場で販売中の「X200 FE」も、ディスプレイサイズが6.31型の“小型”モデルです。

photo vivo X200 FE

 FEと名付けられるスマホはSamsungからも「Gaaxy S25 FE」などが出ています。同社によると、FEは「Fun Edition」、メインストリーム製品の兄弟機、派生モデルという位置付けです。vivoのX200 FEも高性能カメラを搭載する「X200シリーズ」の一員であり、画面サイズを小さくしたモデルとなっています。

 なお、カメラは約5000万画素の広角と3倍望遠、約800万画素の超広角、さらに約5000万画素のインカメラを搭載します。プロセッサはMediaTekのDimensity 9300+です。

photo 高性能カメラフォンの兄弟機だ

 ただしちょっと不思議なのは、中国ではX200シリーズの小型モデルとして「X200 Pro mini」というモデルが既に出ています。ディスプレイや本体サイズはグローバル向けのX200 FEとほぼ同等ですが、X200 Pro miniは広角も含め約5000万画素トリプルカメラを搭載します。またプロセッサはやや高性能なDimensity 9400です。

photo 本体サイズがほぼ同じモデルが中国でも出ている

 そして中国では、セルフィー・ポートレートなど顔写真撮影を強化した「Sシリーズ」が販売されており、そのラインアップの中に小型モデルの「S30 Pro mini」という製品があります。性能を見ると実はX200 FEと同一。つまり中国向けのS30 Pro miniの名前をグローバルではX200 FEに変えて販売しています。

photo グローバルのX200 FEは中国のS30 Pro miniと同等製品

 おそらくX200 Pro miniをそのままグローバルで出すとなると、その性能から想定価格がやや高くなってしまい、売りにくいという考えがあったのかも。カメラフォンラインアップを強化するために「Xシリーズ」を増やしたい、ならばS30 Pro miniをX200 FEにして出そう、そんなストーリーがあったのではと筆者は推測しています。

photo ハイエンドカメラフォンのラインアップに加えられる高い性能を持つ

 X200 Pro miniはインカメラが約3200万画素です。カメラフォンなのでメインカメラ性能を重視しているわけです。一方、このX200 FEは元がSシリーズということもありフロントは約5000万画素カメラです。

 セルフィーもきれいに撮ることができました。グローバルと中国でラインアップの区分がややこしくなっていますが、ブランディングという点では、X200 FEの存在は「カメラに強いvivo」のイメージを広げてくれるでしょう。

photo セルフィーモデルとしてもすぐれている

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