5万円台の超ハイスペックスマホ、Xiaomi「REDMI K80 Ultra」はコスパの帝王だ山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2025年09月26日 11時00分 公開
[山根康宏ITmedia]

 XiaomiのRedmiシリーズは、価格を抑えたコスパに優れたモデルが多数販売されていますが、その最上位モデルである「REDMI K80 Ultra」は各社のフラグシップモデルに相当する製品です。

photo REDMI K80 Ultra

 ディスプレイサイズは6.83型で、リフレッシュレートは144Hz、最大輝度も3200ニトと高く、屋外でもゲーミング用途として十分な性能を発揮します。ガラスはゴリラガラスではありませんが、傷に強いタイプを採用しています。

photo ディスプレイ性能も高い

 高性能なモデルなのでゲーミング向けでもありますが、側面にはゲームボタンなどはありません。本体の形状は一般的なものであり、最近主流の角を出したスクエアな形状です。なお、本体の厚みは約8.2mm、重量は約219g。バッテリーは7410mAhと高容量で、100Wの急速充電に対応しています。ゲーム中に便利なバイパス給電にも対応します。

photo 高容量バッテリーを搭載している

 背面カメラは縦に2つと、目立った形状にはなっていません。約5000万画素の広角と約800万画素の超広角、プロセッサ性能を考えるとかなり低い性能です。REDMI K80 Ultraはゲームなど、高パフォーマンスなアプリケーションの利用を考えた端末であり、カメラ性能を求めるなら「Xiaomi 15」シリーズなど、上のモデルを買うべきなのでしょう。

photo カメラ性能はベーシックだ

 背面の仕上げは天然の石材のようになっており、自然と最新のIT技術を融合させたような独特のものになっています。REDMIシリーズ最上位モデルだけあって、外観にも拘った製品になっているわけです。なお価格は2599元(約5万3000円)からと抜群のコストパフォーマンスです。

photo 上品な背面仕上げ

 以下はグレーカラーのモデルです。スマートフォンを持っているだけでなんだか心が落ち着くような、そんな外観です。

photo グレーモデルの背面

 プロセッサはMediaTekの最上位モデルとなるDimensity 9400+を搭載しています。生成AIの処理能力も高く、撮影した画像の加工もストレスなく行えます。また、XiaomiのAIアシスタントの利用ももちろん可能です。

photo MediaTek最上位チップを採用

 カメラに関しては特筆すべき性能はありませんが、日々の記録を残すなら十分な性能です。望遠に関してもデジタル2倍程度なら十分な画質が得られます。なお、カメラベゼル部分にローレット処理を施すなど、ちょっとした遊び心も忘れていません。

photo カメラは日常利用に十分な性能だ

 カメラのUIはXiaomi共通です。望遠が無い分、画面内の表示もすっきりしています。静止画も動画も撮影後すぐにプレビューできますし、全体のパフォーマンスもストレスは一切感じません。

photo Xiaomi共通のカメラUI

 中国のXiaomiストアに行ってみると、REDMIシリーズの中でもこのK80 Ultraを求めに来るお客さんの数が多くみられました。やはりコスパの点では最高のモデルといえるのでしょう。REDMI Kシリーズは中国限定の販売となり、海外では同じターゲット層を狙ったモデルはPOCOとして出ています。世界中でコスパモンスターな製品を出すXiaomi、世界シェア3位の理由が分かる気がします。

photo 中国での人気も高い

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月20日 更新
  1. Androidでおサイフケータイを使いたくない理由 初期化で消えないデータと売却時の落とし穴 (2026年09月19日)
  2. フォルダブル歴5年の筆者も驚いた「iPhone Duo」の完成度 ソフトウェアの力で再定義できるか (2026年09月19日)
  3. 「マイナポータルアプリ」が「マイナアプリ」へ刷新されて何が変わった? メリットや利用方法を解説 (2026年09月20日)
  4. 「おサイフケータイ」のリセット方法を改めてチェックする(新しめの機種限定) (2026年09月07日)
  5. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  6. iPhone 18 Proに保護フィルムを貼るとFace ID認証できない不具合 原因は“赤外線カメラの位置” (2026年09月19日)
  7. IIJに聞く“eSIMサポート”の裏側 「つながらない」「消した」なぜ起こる? 現場が打つ次の一手 (2026年09月18日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  10. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー