Samsung Electronicsが中国に限って展開している高級スマートフォン「心系天下」シリーズは、ここ数年、横折リモデルの「Fond」と縦折モデルの「Flip」の2タイプが販売されてきました。しかし、2025年モデルはFlipタイプが無くなり、代わりにFoldモデルが2色で登場しました。カラバリ展開は初めてです。
W26のベースとなるのは「Galaxy Z Fold7」です。ディスプレイサイズやカメラ性能は全く同一であり、外装を大きく変えています。特に背面はガラス仕上げが美しく、ベースとなるブラックとレッドの色が大きく映えます。そのため指紋の跡が残りやすいのですが、ふき取ったあとのこの美しさを見れば十分許容できます。
フレームはゴールド仕上げ。Samsungのロゴもいい感じで入っています。いかにも中国向けな仕上げと言えますが、フレームは光沢感を抑えているので側面からも上品さが伝わってきます。
ヒンジ部分以外は繊細な溝加工で滑り止め効果と高級感を両立しています。この仕上げは、最近の心系天下シリーズではおなじみのものです。
カメラのレンズ周囲も当然ゴールドです。なお、中国ではFold7と同じメモリ構成、最上位モデル(16GB+1TB)でFold7が17399元(約37万7000円)、W26が18999元(約42万2000円)。価格差がそのままプレミアム感の差になっています。
壁紙は銀河をイメージしたもので、これはAI機能も意識したものなのかもしれません。中国ではGoogleのサービスが一切使えないため、Geminiは非搭載です。Samsung独自のBixbiと中国のAIサービスが利用できます。
W26は中国独自の衛星通信、天通衛星に対応しています。心系天下シリーズは中国キャリアの中国電信とコラボしたモデルでもあり、W26の購入者は天通衛星通信サービスの1年間の利用が可能です。衛星通話300分、衛星テキストメッセージ100通が利用できます。なお、天通衛星通信サービスはすでにファーウェイなど中国メーカーの各機種が対応しています。
中国では折りたたみスマートフォン利用者は結構多く、各社の製品の中で最上位に位置する高価格帯モデルとなっています。SamsungはGalaxy Sシリーズなど一般モデルでは存在感が薄いものの、折りたたみ製品では高い人気を誇ります。W26はあえて高価なプレミアムモデルとすることで、Samsungブランドを誇示する製品となるでしょう。
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