今度はBoseと協業 Xiaomi「REDMI K90 Pro Max」は音にこだわるスマホ山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)

» 2025年11月26日 16時11分 公開
[山根康宏ITmedia]
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 カメラは約5000万画素を3つ、望遠は5倍です。日本で販売中の「Xiaomi 15T Pro」よりも高性能なカメラを搭載しているのには驚かされます。またバッテリーは7560mAh、100Wと50W無線の急速充電に対応です。

photo カメラは5000万画素を3つ搭載する

 本体カラーは黒、白、デニムです。ジーンズ調のデニムは布ではなく柔らかめの樹脂素材です。デニムモデルは音楽を楽しむユーザーを意識していると言えます。まるでケースを取り付けているような外観ですね。

photo デニムデザイン仕上げのモデルは珍しい

 最大の特徴である音楽性能ですが、本体上下に2つの超リニアスピーカーを内蔵しています。そしてカメラ横のBoseロゴのある部分がサブウーファーになっています。このステレオスピーカー+背面サブウーファーという、2.1ch構成がスマートフォンとは思えぬ深みのある音を再生してくれるのです。室内でBluetoothスピーカーを使って音楽を楽しんでいる人も、REDMI K90 Pro Maxなら本体だけで迫力ある音楽体験を味わえるのです。

photo スピーカーはサブウーファーを含めた2.1ch構成

 さて、今回の協業によってXiaomiの他の製品、すなわちスマートフォンだけではなくスピーカーやスマートTVでもBoseブランドを掲げた背品が出てくるかもしれません。あるいはXiaomiのEVの車内サウンドがBoseになる可能性もあるわけです。両社協業の今後が楽しみになってきました。

photo Boseとの協業は広がるかもしれない
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