楽天モバイルが12月2日、自社Webサイトに新たな特設ページ「今買うべきコスパ最強スマホ」を公開した。複数のAndroid端末について価格や特徴をまとめ、キャンペーン適用後の“お得度”を分かりやすく伝える。
楽天モバイル広報は、同社が直近でAndroid端末のラインアップ強化を進めている事情に触れたうえで、特設ページの公開理由を説明した。楽天モバイルは、10月末からわずか1カ月あまりで5機種の取り扱いを発表。1円スマホを含む手を出しやすい製品を多くそろえており、取り扱う機種の特徴や価格について、「お客さまにより分かりやすくお伝えできるよう、当該コンテンツを公開した」(同社広報)としている。
選ばれたのは「Samsung Galaxy A25 5G」「nubia S2R」「arrows We2」だ。他社から楽天モバイルへ電話番号そのままで(MNP制度を利用して)乗り換え、楽天モバイル回線の契約を行い、これらの対象製品を購入すると端末価格が1円になる。他に、5万9900円からの「AQUOS sense10」、6万9900円の「arrows Alpha」、 4万6900円からの「Nothing Phone (3a)」もコスパ最強スマホとして紹介されている。
「AQUOS sense10」、6万9900円の「arrows Alpha」、 4万6900円からの「Nothing Phone (3a)」も、Galaxy A25 5Gなどと同じ特設ページで紹介されている特設ページ内に示されたコスパ最強スマホの定義についても確認した。注釈1では、「特定のキャンペーンを適用した端末販売価格が4キャリアの中で最も安い」こと、もしくは「IIJmioとの比較で端末販売価格が安い」ことを指すとしている。楽天モバイルは「注釈1に記載の内容で問題ない」(同社広報)としており、掲載基準を明確化している。なお、調査時期は2025年11月としている。
楽天モバイルはこの数年、「最強」というキーワードを前面に出したサービス展開を続けている。10月1日に始まった新料金プラン「Rakuten最強U-NEXT」(家族割適用前4378円、適用後4268円)もその1つで、料金プラン自体に“最強”を掲げている。
また、2026年第4四半期(10〜12月)の提供開始を予定する低軌道通信衛星を用いたモバイル通信サービスも「Rakuten最強衛星サービス」という名称になる見込みだ。サービス仕様は未確定だが、名称の段階から“最強”の旗を振る姿勢がうかがえる。
さらに、楽天グループが2025年7月末から8月初旬にかけて開催したビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」で披露された楽天モバイルの自動契約SIM自販機のプロトタイプも、その名も「最強くん」だった。
“最強”という言葉を用いてアピールする手法、ひいてはブランドメッセージとして“最強”を徹底して訴求する姿勢は楽天らしさの象徴かつお家芸ともいえそうだ。今回のコスパ最強スマホ特設ページも、その文脈の延長線上にあると思われる。同社としては「楽天モバイルといえば最強」というイメージを改めて強く印象付けたい思惑が透けて見える。
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